川口市桜町(鳩ヶ谷地区)で楽しいピアノ・エレクトーンレッスンをやっております、グリーンライトピアノ・エレクトーン教室の清水南妃(しみずなみき)です。
つい先日、2021グリフェス(発表会)を無事に終了しました〜♫
2021グリフェス報告の途中ですが、これもやっておきたかったので書く!書く!書く!(昨年はやり損ねた)
1月
年明け早々『楽典チャレンジ!」と銘打って、うちの生徒ちゃんたちが弱々な「音楽の基礎知識」を毎回5問くらいのテスト形式でやってみる(確か3月くらいまでやったような気がする・・たぶん?)
結果は高学年になるほど悲惨な状況・・・
そんなヤツに限って「前もって言ってくれれば」とかおっしゃる。
はい?なぜ?キミたちのテキストに満載で出てきている『基礎的な」・・大切なことなのでもう1回言う『基礎的な!』ものをピックアップして出しているのに、1枚目からクリアできないことを恥じろ!と・・・
流行りの鬼滅のキャラでチーム編成してみたが、推しじゃないとふくれる子も続出。笑
なんなんだ?うちの子たち。
結局、最後一番でビリからトップに追い上げたチームが勝ち。メンバーにはご褒美が授与された。
(ご褒美与えられて、自分が積極的に参加しなかったことを心の中で恥じた子もいたであろう、たぶん・・・と思いたいw)
一都三県に緊急事態宣言発令。でもね、ここから東京はほとんど解除されることなく、秋まで・・・
2月
毎年1月後半くらいから「体験レッスンの申し込み」が徐々に増えていく。
ここから3ヶ月は新旧交代の時期でもある。
お教室的にも4月からのレッスンスケジュール希望を出してもらったりするので、プリント出して〜回収して〜とザワザワする時期でもある。
南妃先生はせっせと勉強会に顔を出し、いろんな知識と技を脳みそに蓄えていた時期でしたね。
コロナのワクチン接種が日本で始まった時期でもあります。
ジャズの巨匠、チック・コリアが亡くなり、音楽界は悲しみに沈みました
3月
講師さんの求人を出したので、面接したり、う〜むと悩んだりした時期です。
教室的には音楽カルタとかやりたかったけれど、コロナに邪魔されてできず・・・
で、企画した『楽典チャレンジ』がうちの子たちが弱すぎて、名言書きすぎ、言い過ぎで笑い疲れていた頃。
体験はありがたいことに3月だけで5回くらいやった気がします。(え?気がするってなに?
新年度になる境目なので、退会者と入会者が混在する月でもあります。
あの東日本大震災からちょうど10年。
震災直後、お教室は1週間お休みしました。余震が強くあまり出歩かない方が良いと判断したんです。
教室復帰の週は少しでも気持ちを上げてもらおうと、教室内に風船飛ばしたっけね。
4月
新学期になり、1学年上がった子、新しく1年生になった子、さまざまですが子供たちが一番不安になる時期でもあります。
この辺りから「今年発表会する?しない?できる?」と、マジで真剣に考え始めていました。
毎週のようにホールを検索したり、実際に行ってみたりと・・・
重ねて、某大手音楽教室さんでは5月が年度の境なので「このまま大手さんの上のコースに進むか?それとも個人教室に移るか?」と揺れているママさんたちの体験レッスンがたくさん入る時期でもありました。
レッスン的にはさほど動きを出さず、まずは新しい学年に慣れることを最優先していますね〜
新講師を迎え、女子の皆さんのおめめがキツかった時期ですねえ。いいじゃんか。いい先生だろう?今。笑
5月
患者数がじわじわと上がっているので、お教室のイベント企画ができず・・・
そして南妃先生、月末にぎっくり腰やってしばらくレッスン休みました・・・涙
GWあったけれど、あんまり遊びには行けない子たちが多かったみたいだね。
学校行事がコロナを見越して、秋に配置されたので何かやればよかったかな〜と、今は思います、が、渦中にいるとね、なかなか。苦笑
6月
梅雨に入ると、ご機嫌の悪い子が増えるのですが、学校行事が少ないせいか???今年はそうでもなかったですね
覚えていてください。
雨の日は子供のご機嫌は基本的には「悪い」と。そして「眠い」と。笑
そして、南妃先生腹を括り、ホールを押さえた時期でもあります。
今回は制限がかかっても人数に余裕があるように、大きめホールをゲット。
もうね、子供たちはすくすく伸びているし、今年やらないって選択肢はなかったんですよぅ。涙
ワクチンの先行接種で保護者さんも打ち始めた時期でした。
7月
ホール取ったからには、グリフェス(発表会)に向けてやること満載です!
生徒たちに候補曲を出すため、講師たちそれぞれ曲をたくさん聴き、ピックアップ。
これね、疲れてくると同じような曲に聞こえてきたり・・・
先生としての欲があがっちゃって、気がつくととてつもなく難しい曲を選んでいたりしますので、要注意なんです
(まあ、ピアノ・エレクトーンの先生あるあるですけどね、なにせみんな自分の生徒は可愛いですから)
そして緊急事態宣言下、東京オリンピックが開催されました。
あんなに見ないオリンピックも初めてだったわ〜。
教室的には保護者さんたちと2年ぶりの「作戦会議という名の面談」をやれました。
ギリギリセーフ的な?感じでしたが、グリフェスのお話ができたことやお家での様子を聞けました。が、その頃話題になっていた12歳以上の子供へのワクチン接種についてが本当に多かったです。
近隣の小学校や習い事、商業施設でもコロナ患者が出始め、戦々恐々としていました
8月
夏休みで子供たちの様子はのんびりになりましたが、教室は発表会へ向けてGO!の時期。
楽譜を渡したり、選曲された中から曲を選んだりと大忙しの月でした。
そしてコロナの影はひたひたと迫っていましたので、オンラインレッスンに備えて保護者さんと「zoom接続テスト」を何度も企画して、繰り返す日々でした。
そしてとうとう8月後半、うちの生徒たちが通う小学校の学童でコロナ患者が出てしまい、近隣小中学校、大型商業施設などなど地域的に拡大していて危険と判断し、9月よりオンラインレッスンに切り替える通達を保護者さんに出しました。
ちなみにコロナが日本に出てから、何度となく近隣の学校で患者が出て、生徒ちゃんたちの習い事(塾)が2週間閉鎖されたりというのはありましたが、周りを見渡して数多くのところで発症しているという現状は初めてでした。
9月
川口市では分散登校や様々な方法でオンライン授業にやっと着手したという画期的な月でもありました
(正確には8月後半からタブレットで何かやったりはしていたようです)
ただ、配られたタブレットが最初から充電できない、常に繋いでないと使えないなどの不具合や(機器にはちょいちょいある現象)オンライン授業が得意な先生とそうでない先生とパッキリと2分されてしまうなどなど、多くの問題点も浮上したようです。
新しいことを始めるのに、全てが順調ってことはありえない。
学校がある時間、保護者さんがおうちにいない方が当たり前です。
それを想定してやらないとなので、本当に大変だったと思います。
ただ、このオンラインという手法。もう無くなりません。子供たちが大きくなる頃には当たり前のように使われ、対面とオンラインを使い分けて生きていくことになるんでしょう。
ってことはね、否定し続けると良いことないわなって話です。
お友達のピアノの先生方はこれを読んでいる保護者さんたちよりはるかに年上です。
そしてITスキルはメールとネットができる程度の方がほとんどでした。
この先生たち、みんな四苦八苦しながらオンラインレッスンの手法をゲットしましたよ〜
やればできる!やらなきゃできない!のは子供も大人も一緒です。
教室的には低学年と幼稚園・保育園組に発表会の楽譜を渡しました。
オンラインレッスンでの譜読みはキツかったのですが、がんばる子は頑張ってくれました!
そして、ある日を境に患者数が激減したので、対面レッスンに戻し、ホッとした月でもあります。
10月
さあ〜オンラインレッスンで進まなかった組をバシバシレッスンしちゃうぞ〜!と始まった10月。
対面に戻り、先生たちに「ほら!頑張れ!」と言われ「なんでー?2月にはまだいっぱいあるじゃん」と抜けたことを言った生徒ちゃんがいましたね。ええ。グリフェス(発表会)は12/19ですよ?5年ピアノ女子!あなたです。笑
リハーサルをマルっと忘れていて「え?11月にリハ?え?」と慌てた生徒ちゃんは相当数いましたね。ええ。
しっかりしろよ、うちの子たち!笑
高学年になればなるほど、やること多くて忘れがちなのは仕方ないですが、毎週同じことをいうのはどうなのよね?
リハと本番の日くらい覚えなさい!笑
日本的には皇室のお嬢様がご結婚されましたね。世間はうるさすぎるわ・・ほんと・・・
離婚しても戻れないっていうのは気の毒だなと心底思いましたよ。
もうちょい皇室女子たちが暮らしやすくなりますように。
11月
川口市、10月後半から11月始めにかけて、学校の音楽会が復活してきました。
保護者さんも1名ないし、2名入れたようですね。何より。
教室も11/14に発表会と同じ会場でリハーサルを行いました。(入れ替え4部制)
患者数的には入れ替えなくてもよかったのですが、ネタバレ(誰が何を弾くか?)は当日まで知らない方がいいかな〜っと。
幼稚園・保育園・低学年ほどしっかりと弾け、学年が上がるほど「あれ?」な状態のリハーサルでしたね。
低学年以下は9月に楽譜を渡しているので、ものすごいがんばった!ってことになります。えらいぞ!うん!
そしてそれ以上の学年の生徒ちゃんたちは、本気で焦り始めましたね〜おほほほほ。涙
11月の注目としては将棋の藤井くんが19歳目前で四冠達成しましたね。
将棋はとーんとわかりませんが、藤井くんが育ったモンテッソーリという教育システムは大好きなので、密かに応援しております。はい。
興味があったら調べてみてね!南妃先生、めっちゃ大好きだから。この教育法。笑
12月
中学生は11月末に期末が終わり、高校生たちはグリフェス(発表会)直前まで期末・・・
なかなかにシビアなスケジュールでした。
12/19(日)かなり冷え込んだ冬の気持ち良い晴天にグリフェス(発表会)開催!
参加者、無事に全員参加でき、ゆるっとした雰囲気の中、全員がほぼ無事に弾けて何よりでした。
デビュー組も緊張しながら、でもしっかりと弾けてほっとしました。
この話は書くと長いので、また後日。笑
私は個人的な理由で講師演奏が仕上がらず、弾ける講師陣におんぶに抱っこという締まらない感じでねえ〜
それも長くなるので、発表会ネタとして後日。笑
結局、12月は発表会へGO!的な雰囲気で終わりました。
発表会でない組は課題をドンと渡され(発表会組よりどうしても伸びは鈍くなってしまうから)教室全体休みに突入。
12月は気がついたらもう28日。おしまいですぅ。流されて終わった感が。。。
最後に・・・
コロナの患者数の増減に振り回されて終わった2021年。
ホールはね、前もって取るから「減った時!」なんて都合の良い感じじゃできんのよ、なんも・・・とつぶやいていましたね。
なんだろうな〜1年通して、私を含め生徒ちゃんも保護者さんも講師さんも浮き足立っているような感じを受けました。
何が悪いとかじゃないです。なんか心ここに在らずな感じ・・・
ひとつひとつ進むのに悩むから、勢いが出にくい。。。
やってみる前にやめるって判断するっていう出来事もたくさんあり、主宰としては心がちょいと萎えました。
私も講師たちも、生徒ちゃんも保護者さんも「ひとりの人間」です。
絶対的に強い人なんて、この世には存在しません。
どこかでバランスとって、前を向くモチベーションを下げないようにしています。
楽器という習い事、長期間かけての習得が必要となります。
時間かけなきゃ「趣味程度」も弾けるようにはなりません。
中高生になって初めて花開いてくる習い事でもあります。
その前に「練習!練習!」で可愛い花の芽を潰してしまう現状も多く、それを見るたびに泣けますね。
「練習しないならやめさせる!」これはピアノやエレクトーン・楽器を習っているお家でよく使われるワードですが、そんなに威力あるんだろうかと先生的には思います。
ゆっくり育っていたら・・・
もっとおおらかに対応していたら・・・
子供はゆっくり育つほど、大きくなってから強いです。
早く!早く!の風潮は、結局、子供たちの可能性を潰してしまいます。
言い切るの?と思われるかもしれませんが、音楽を通して数百人を超える子供たちとその親御さんを見ているんですよ、私、これでもね。笑
練習しない時期があるなんて当たり前です。
親の言うこと聞かなくなるなんて当たり前です。
音楽が受験に関係ないも当たり前です。
ただね、音楽は長い人生を支えてくれるものなんです。
心が折れた時、音楽は意外と力強く自分を支えてくれます。
弾けなくても聴いて気持ちが落ち着くって経験はどなたにもあると思います。
音楽は人の心に沁みるものなんです。
うちのお教室で残っている高校生や復帰組の大学生、大人の方に聞くと「やっててよかったって思います。小さい頃は練習嫌だったけどね。てへ」って感じで柔らかにお話ししてくれます。
今年も来年も、その先も・・・
そういう人に育ているために、お教室続けていきます。
まだ、もうちょい頑張りますよ。笑
2021年、グリーンライトピアノ・エレクトーン教室を応援してくださり、仲間になってくださり、本当にありがとうございます。
2022年も引き続き、ゆっくりと子供たちの成長を見守り、伸びやかな音楽性を育てていきたいと思います。
グリーンライトピアノ・エレクトーン教室主宰 清水南妃
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