人はみんな独自のパーソナルテンポを持っている(なみき先生のお話)

川口市桜町でピアノとエレクトーンを楽しく学べる、グリーンライトピアノエレクトーン教室の清水南妃(しみずなみき)です。

グリーンライトの夏休みのレッスンは7月にご希望出していただき、全組換えしてやっております。

なぜなら!夏休みにしかできない遊びをた〜んとやって欲しいから。

ってことで、大きな「夏休み」はありませんよ〜。

さて、それぞれの人が持つ「パーソナルテンポ」についてお話ししてみましょうか〜。

世の中にはたくさんのいろいろな人がいます。

・歩くのが速い人

・ゆっくりな人

・算数は苦手だけれども、国語は好き

・ピアノは好きだけれども、練習は嫌い。笑

・一人で弾いているのは好きだけれども、舞台で弾くのはちょっと〜・・・

ご自身のお子さんを見ても、ご自身の親御さんを見ても、見渡せる範囲内でもほんとみんな違いますよね〜

「個性」を認める時代に入って、それは良いこととなってきています。

ただね、良いことなのにどうしても自分のテンポに合わせたがるのが人間のサガでもありますね。

私、ちびっ子時代はかけっこがとても遅い子でした。(今はもはや走れないが)

そして、遅いことになんの疑問も不快感も持っていませんでした。

いや・・・今も持ってないんだけれども。笑

母親がよく「最後の最後にずーっと引き離されているのに、ニコニコ笑いながら走ってくる気持ちがしれない」とため息まじりに嘆いていました。

それでも足が速くなりたいとは思ったことありません。あはは。

なぜ嘆くのか?と逆に疑問でしたし、かけっこは好きでしたよ?ええ。

そして、今も昔も歩くのが素晴らしく遅いです。

足を壊したことで走れなくなり、長時間歩くことができませんが、その前だって決して早足で歩いたりとかもできませんでした。したいとも思っていませんでした

子供たちの中に混ざっても、決して周りの速度なんて気にしない子供だったと思います。

好きなことには全力で!好きじゃないことは逃げ回って!

いますね?そういう子!笑

そういう子でした。まあ、周りの大人から比べれば今でもその要素は強めですけれどね。

自分の体内にあるテンポが人よりとてもゆっくりなのは自覚しています。今はね。

でも、ちびっ子の頃はもちろん自覚はしていませんでした。

たぶん、ゆっくりな私に忙しい母親のよくあるペア組だったので、母親がキリキリ怒っていたのは記憶していますが、何に怒っていたのか?は当時も今もよく覚えていませんよ?

ああ。ここら辺でお母さんたちががっくりしている様子が伺えますね。

でも!なみき先生!今、すごいたくさんのことこなしていらっしゃるじゃないですかー!とウチの保護者さんからクレーム来そう・・・

それはね、大人になったからです!キッパリ言い切ります!笑

TO DOをリストアップできるのも!

時間を逆算して予定を組めるのも!

自分が主となり回していかないといけないものができたからです!ただそれだけです!

うちに来ている子供たち。

それはそれは様々なパーソナルテンポで生きています。

うふふ。講師さんたちもそうだね。笑

ちびっ子の頃からどの曲もずーっと同じテンポで弾く子もいます。

ちびっ子あるあるでやったら速い子もいます。

なんだろう?速く弾き抜きたいんだろうかの?と思いながら、隣で少しだけテンポ抑え目で弾いてあげると合わせてきます。ここのポイントは少しだけって所です

そうしたら、こっちのもん!もう少しゆっくり弾いてみます。

大概、この辺りで弾けちゃうことが多いんだけれども、弾けたことを褒めて「ゾウさんだったら?カバさんだったら?」と想像力を刺激してみます。

そうすると、そのポジションでゆーーーーーっくり弾く子、低い音に移動して少しゆっくり弾く子といろんな工夫をしています。

「やまのぼり」って曲も、ゆっくりおおらかにヤッホーってこだまを楽しむ曲なのですが、まず「山登りしたことない!」という答えが返ってくることも多いです。

多分ね、行ったことあるんだと思います。

ヤッホーはしたことある子とない子に分かれますが。

保護者さんに聞くと「え?ほら!あそこに行ったじゃない!」とお子さんに問いかけ「え?あそこは山なの?」という大人ががっくりするような答えが返ってきます。

それも別におかしいことなんて一つもないんです。

ちびっ子たち、目先50cmくらいが全世界だったりします。笑

遠くを見せるのには同じ目線で指を指して「あそこになんか見えるよ?」と誘導しないと、遠くに視線をやることは難しいんだと思います。

パーソナルテンポも同じこと。

私はいまだに速い曲が苦手です。生活の中に速いテンポが皆無です・・・

それじゃあ困るわ!という親御さんたちは・・・

まずは自分の生活の中で「歩く」「走る」「止まる」「アリさんのように歩く」「ゾウさんのように歩く」などなど、お子さんとテンポ感を楽しんでみるのも良いですよ〜。

いろんな速さがあるってことを知らないと、速く!というのもできませんよね?

おうちでバタバタさせたくなかったら、机の上で指2本を足に見立てて、同じことをしても楽しいです。

ご自身のパーソナルテンポを知ると、納得ガッテンなことも出てくると思います。

そして私は自分のパーソナルテンポと闘うような曲とただいま格闘しています。

あと4小節!完成なるか!?

テンポ144で、8分音符割なので、テンポ感は実質288デス・・・ネ・・・

エレクトーンなので当然リズムが入りますから、ヒィイイイイイ置いていかれたー!が多発です・・・

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