川口市(鳩ヶ谷地区)で楽しいピアノ・エレクトーンレッスンをしております、グリーンライトピアノエレクトーン教室主宰清水南妃(しみずなみき)です
現在「子育て真っ只中」な保護者さんにはまだまだ遠いようなお話しですが、結構あっという間にきちゃう「元生徒が就職して遊びにきてくれた」的なお話しです。
そりゃあ、みんながみんな来てくれるわけではないですよ?ええ、だからこそ、頭の片隅に私やこの教室の存在を残してくれていたことが嬉しくてね、こうやって書いちゃうわけです
元生徒くん(ピアノ男子)は高学年になってから「やってみたい」と入会してきました
大体、高学年入会は遅れをとっているという自覚があるので練習は割とする子が多いんですが、いやあ〜しなかったですね。
ええ。しなかったです。笑っちゃうほど!
でも、中3くらいで退会後「今になって私が出かけるとちょっと弾いているっぽいんですよお!」とお母さんからお話聞いたので、音楽のタネは渡してあげられたかな?と。
練習していなくてもレッスンは楽しくきていましたし「練習していないのだったら、バリバリとレッスンで弾こうか?」についてきていましたよ。笑
あの時はどう思っていたんだろうね〜
そして今はあの時を覚えているんだろうかねえ〜笑
在籍中、たくさんのすったもんだがあった子です。
私は犬をライフワークにしていますが、その犬絡みでも色んなことがありました。
男の子なんでたくさんは語りませんでしたが(余計なことはたくさんしゃべる)その都度、色んな話をしてきましたねえ〜。
苦しいことをぶちまけていったこともありました。
大きな夢を豪語して、私に「なってみるがいい!その夢に近づくためにどうしたらいいか?行動してみるがいいわ〜!こんなピアノすら練習できんくせに!」と魔王のように言われたこともあります。笑
幼い頃のイメージでお顔が止まっちゃっていたもんで、インターフォン越しではイマイチわかりませんでしたよ、私。あはは。
ドア開けて(生徒さんの送り出しの時だったもんで)しばし顔を見つめて「あ!」ってなるまで何秒かかっただろうか。
次が空き時間だったので「上がって!」と半ば強制的にあげたんですが「あ。裸足なんです・・・」と。
そうだった。この子のお家は緩やかだけれど、そういうところはしっかりと躾けられていたんだっけなと靴下履いてなくて走って家に帰る現役の頃を思い出しました。
かまわん!とあげたのは私ですが。あはは。
そして北海道の手土産も持参でした。そうだった、そういうお家でしたね。ありがとう。
彼の状況は少しだけお父さんかな?お母さんかな?どちらかからお聞きしていたので、その辺りを突っ込みながら少し話をしました。
高校卒業後、北海道の大学に行っちゃったのでほとんどこちらには帰ってきてなかったんです。
自分の生活費は自分で稼いでいたようですし、本当に自立への助走をしているようでした。
今、就職もしっかりと決まって(あれ?就職して何年経ったんだ?笑)今回こちらに帰ってきたのはお仕事の関係。
何年かいるような話を聞いていましたが、少し短くなり早めに北海道に戻れるとのこと。
もう、彼の拠点は北海道なんだねえ〜とニコニコしちゃいました。
「自分の稼いだ金で自分を養えるようになったら大人だよ」って話もしたかな?
精神的な大人とか・・・、大人に見える人たち、ほぼなってないから。わりと普通に精神的な大人にはならんからって身も蓋もない話もしたね。
彼の持っている優しさでとても苦労した子供時代を送った子。
優しいゆえにたくさん傷つき、吐き出せない思いも溜めた子。
レッスンに来ると太陽(うちの犬。昨年亡くなりました)が大好きで、太陽も彼のことが大好きで、いつも自然とそばにくっついていました。
「太陽は昨年亡くなっていないんだよ」と告げた時、表情がちょっと歪みましたね。
きっとご両親から聞いてはいたんでしょうけれど・・・
大きくなり、社会人としての責任も背負って生きていくこれから先。
彼の優しさは絶対に長所になると思っています。
ここの教室に通う時間は人生においてほんのちょっとです
レッスンの時間として会えるのも、1週間にたった30分程度です
その有限の時間の中で、生徒との関係を育み、そして成長を見守り、そして是非とも!ピアノ・エレクトーンも弾けるようになっておくれ!と欲張りな思いを抱いています。
この子の他にもインスタ等で今現在の姿を垣間見たりすることがあります。
心が温かくなりますよ、元気でやってんだなって。
みんな元気にそれぞれの道で笑っていてくれたら、もうそれだけで嬉しいですよ。
きっと辛い時もあるんだと思います。
思い出してね?グリフェスと呼ばれる発表会前にはみんな頑張って練習して、あの舞台で弾き切ったこと。
あんなことできたんだ!人生で怖いものなんて何もない!
うちの生徒はヘタレちゃんが多めだけれども、やる時はやる子ばかり。
だからね、大人になって「もう詰んだわ」と思っても、思い出せ!
自分が頑張ったこと、私の発表会前の追い込みに耐えて頑張れたこと。笑
いつだって「幸あれ!」と願っているよ。
ま、これ読んで会いたくなった卒業生たちよ、顔見せにおいで。笑
待っているよ〜。
体験レッスン募集中〜。個人的にはね、学校慣れたくらいの夏とかも始めるのにいい時期だと思いまっす>>>体験レッスンとお問い合わせ