昨晩、良い演奏を聞かせてもらってかなりのハイテンションだったのは・・・
川口市（鳩ヶ谷）の楽しいピアノ・エレクトーン個人教室、グリーンライトピアノ・エレクトーン教室の清水南妃（しみずなみき）です。
久しぶりにものすごいもの聴かせてもらっちゃいました。
ここまで感動すること滅多にないです。
やっぱ、音楽ってすごいな。ほんと。無限大です。
和歌山を拠点に「大人の部活動」的な演奏活動をされている、森松慶子さんの「10年に1回の演奏会」が11/8（金）上野公園内の旧東京音楽学校奏楽堂という重要文化財で行われました。
重要文化財ですので、エレクトーン搬入など開催するのにかなりの難所があったかと思われますが、そんなこと1mmも感じさせないたくさんの出演者、これ全部聞けるの？撤収間に合うの？と客席が不安になるほどの盛りだくさんな内容でした
森松慶子さんのエレクトーンとYouTubeで見ている地元田辺絡みのいつもの面々がずらりと揃った出演者。
個人的にYouTubeで見て知っているので（笑）「いやあ〜○○○さんのシンバルだ！」とか「骸骨先生がいるお家の歌姫様だ」とか心の中で盛り上がっておりました。
楽器もエレクトーンを主体に使っていますが、ピアノ、ヴァイオリン、ソプラノ歌姫3人、クラリネット、ダンスパフォーマンス、グランドフィナーレではシンバルや出演者さんの生徒さん（小学生も一緒に演奏したんです）のトライアングルも入り、とても楽しく豪華なものでした。
今、エレクトーンをご存知ない方も増えています。
昔流行ったよね〜お金がかかる楽器だよね〜という認識の方も。
ああ。機械が弾いてくれるやつでしょ？って言われたこともあります。
今回の演奏会、そういうものを全てちゃぶだい返しするような威力のあるものでした。
森松さん自体「一人の奏者がエレクトーン弾いている感満載なのが私にとってのリアル」とプログラムにも書かれているように、データでの演奏もありませんでしたし、オートリズムも使ってなかった（気がする。夢中でそこまで見てなかった。涙）。
上手に打楽器が組み込まれているので、それが足りないとは思わせない音作り。いやいや、もう感服。すごいとしか言いようがない。
ソロを弾かれたのは2曲、あとは20曲近くほぼ森松さんとどなたかという組み合わせのアンサンブル。
共演者が変わっても、ふんわりとどの方とも合わせる柔らかさとしなやかさ。
欲しいところに音がきて、欲しいところで呼吸ができる幸福感を目一杯味わいました。
そしてね、いつも笑顔なの・・・
その笑顔がね、エレクトーン好きなの、少しお時間取らせちゃうけど聞いてねって全く押し付けがましくない。
なんだろう？そのスキル。どこから手に入れたんだろう？私も欲しいけれど、なんか違う所に立っちゃってて到底及ばない感が・・・
私、あまり人のものは欲しくない人なんですが、アレはすごすぎて欲しくなりました。
ね。演奏会行ってない方にはちょっとつまらないかも？のブログになっていますが、人をこれだけ動かせるってすごいこと。
今回、グリフェスでも生徒ちゃんと私のアンサンブル（ピアノ＆エレクトーン。エレ＆エレ。）でも楽譜をしっかり作らない、現時点で私のお相手の生徒ちゃんはソロ譜を練習していて、これからアンサンブルを作っていくという曲が数曲あります。
私自身も発表会でこういう作り方をするのは初めて。
その子の作る雰囲気に合わせて私のエレクトーンパートを作りたいな〜と思ったのがきっかけなんですが、今回の森松さんの演奏会は「それ、面白そうじゃない？やってみなよー」と背中を押してくれました。
生徒ちゃんさえちゃんと弾けていれば、他の音が鳴っても動じない楽しむ心があれば、問題なくイケるはず。笑
もっとね、音楽はラフに楽しんでも良いはずです。
これこれ、こうじゃなくちゃダメって決めているのはだれかしら？自分？お母さん？笑
私自身はこれでも結構しつけに厳しく、仕上がりにうるさい恩師に育てられています。あはは。
恩師が心広い方だったので、私を縛り付けるのは得策じゃないと感じておられたんでしょう。
母がノータッチだったから、音楽に対して自分の気持ちを保てたのでしょう。
様々な偶然が呼び合って「今の私」ができています。
昨晩の森松さんの演奏会もまさにそれ！
たくさんの共演者さんたちもたくさんの楽しい偶然から生まれた輪なのでしょうね。
聴きに行けて本当によかった。
うちのエレクトーン姉妹を引っ張って行けばよかったと、ホント後悔しましたね。
美人さんじゃない写真を使っちゃった。てへ。
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