川口市(鳩ヶ谷)の楽しいピアノ・エレクトーン個人教室、グリーンライトピアノ・エレクトーン教室の清水南妃(しみずなみき)です。
昨日、南妃先生、みつこ先生、二人とも発表会と演奏会と本番でございました。
まずは南妃先生から・・・笑
「急だけど発表会に出てみない?」とちひろ先生にお誘いいただいたのは・・・1月?12月?ふふふ。覚えてない。
少し前に小原孝さん編曲のアヴェマリアをお友達先生の演奏で聞いてから、これ弾きたい!って思っていたので、ヴァヴィロフ(昔、カッチーニのアヴェマリアで通っていましたが、実はヴァヴィロフさんがカッチーニさんの名前を借りて発表していたというモノ。恥ずかしがり屋だったの?それとも自分の名前では売れないと思ったの?イマイチその心理がわかんない)さんのアヴェマリアと・・・
好きだけどちょろっとしか弾いたことないサティのグノシエンヌ1番を弾くことにしました。
すごい!2曲も!と思うかもしれませんが・・・保険です・・保身です・・・
どっちかは弾けるだろうと。ずるいです、南妃先生・・・
どちらも子供達にはあまり教えない曲ですね〜。
サティはジムノペテイが一番有名かな〜。きっと聞くと「ああ。あれ」ってわかると思います。CMにもたくさん使われているし。
雰囲気勝ちな曲でもあるし、逆に雰囲気作れない人は絶対に手を出さない曲でもありますね〜。
私は指が速く動くとか、すんごい弾けるなんてないので、そこは雰囲気勝負です。あはは。
ピアノの先生が何を言っているの〜と笑われるかもしれませんが、私はエレクトーン科で卒業しています。
学校上がる前からピアノとエレクトーンと並行させましたが、やはり小さい頃から訓練された指ではないので、限界があります。
(在学中に両手首を腱鞘炎繰り返して壊していますので、長く弾くためには絶対に無理はできません)
エレクトーンでの音楽作り、ピアノでの音楽作り。
両方知っているからこそのレッスンをしているんですけどね。
それが子供達に大きな幅のある音楽を見せること、提供することができるんですが、まあ、ピアノだけと限っちゃうとこれまた弱い・・苦笑
(大丈夫。みつこ先生、強いから。ピアノ!笑)
それでもね、練習しているだけでは得られないものを掴みに舞台に上がります。
今回もものすごい勉強になりました。
私は先生からバックスタッフ的なことを頼まれたので、舞台裏から(私的にはいつものポジションで安心)奏者の背中をみながら音を聞いていたのですが・・・
みんな「先生業」な訳ではなく、いろんな職業の方がいらっしゃって、練習できる時間だってそんなにたっぷり取れる訳ではない。
もちろんピアノ歴だってそれぞれ。
その中で、リストありショパンあり、ドビュッシーあり・・・みんなそれぞれの音を出し、追求し、舞台の上でベストを尽くしたいと思いながら演奏されているのがひしひしと伝わりました。
で・も・ね!
悲壮感がないのっ!
なんかね、ピアノ頑張っちゃうと、舞台の上で悲壮感漂う人がよくいるんだけど、それがないの!!!
それぞれの「イマココ」で頑張る姿は美しいし、みててほっこりするくせに泣けます。笑
外部の舞台を怖がる子と保護者さん、舞台には立ってみないとわかんないこといっぱいありますよ〜。
もちろんね、いいこともあるし、悪いことだってあります。そんなの当たり前です。
自分のテリトリー内で一生暮らせる訳じゃないんだからっ。
弾き終わった後の大人たちの清々しいお顔、見せてあげたかった!
演奏がパーフェクトの方なんていた・・???かな・・???くらいですが、舞台で真摯に音楽と向き合っている姿。
内輪の発表会で満足しないでほしいなって心から感じました。
私、グノシエンヌは仕上がりましたが、小原さんのアヴェマリアは完成を見ずに今回の舞台を迎えてしまいました。
1年前だったら間違いなく「今日はお休みします」とちひろ先生にお断りを入れていたはず。
でも、迷い1つなく「でる」と決めていました。
2年前、人前での演奏を復活させて、まだ片手とちょっとくらいしか舞台では弾いていません。
それでもね、チキンな心臓の私でもね、これだけ変化できるんですよ。
(頭は金色ですが、心はとってもちっさいんです・・・特に演奏に関してね)
みんなにね、この自分が変わっていく感覚、味わって欲しいな〜って心から思います。
自身がつくよ?(だってミスしちゃいけないって私もみつこ先生も言わないでしょ?)
ミスしたらダメって思っているのは自分の心とか、保護者さんの気持ちだよ?
ちゃんと弾けることの「ちゃんと」はどういうことなのか?
名だたる大曲揃いの中で、可愛らしい(小さい曲)で参加することをどうして南妃先生は恥ずかしいと思わないのか?
感じて欲しいな〜、自分に置き換えて考えて欲しいな〜って思います。
とてもとてもいい機会を与えてくれたちひろ先生に感謝するとともに、暖かいあの場を作ってくださった参加者の皆様に厚く厚く御礼申し上げます。
[…] 南妃先生も頑張ってきたよ! […]