川口市(鳩ヶ谷・新井宿・安行・東川口)でエレクトーン とピアノの楽しいお教室をやっております、グリーンライト音楽教室主宰の清水南妃です。
自分の音楽のルーツって振り返ったことありますか?
ここ数日、お教室全体休に入ったこともあり、犬と遊びながら家でゆっくりした生活をしていてね、思い出しました。
私のルーツは「子守唄」であること。
擦り切れるほど聴いたと言う「童謡のテープ」であることを・・・
私の母は当時では数が多くなかったフルタイムで働く人でした。
当然、夕食終われば撃沈。
寝る前の本を読んでくれる時間は、誰よりも早く寝落ちしていました。
おかげで私も妹も早々に「物語を暗唱できる」ようになりましたよ。笑
そんな母ですから、まあ子守唄なんて2曲も歌えば自分が夢の中〜。
でも、歌うのが好きだったので、よく歌ってくれました。(寝るときじゃなくても。)
久々に取れたゆったりした時間。
心地よい風が入ってくる我が家で、犬と寝ている私の口から出るのは「子守唄」
「ねむれ〜ねむれ〜」からタイトルすらも知らない、誰もこの曲を知っている人に出会ったことがない「おやすみなさい、ぎんのくも」から始まる難しい子守唄。
昔、テープが擦り切れて音がおかしくなった(と、母から聞いた。私も少しだけ記憶が残っている)童謡数々。そしてなぜか学校で習ったイタリア歌曲とドイツ歌曲!笑
不思議なことにね、うちの犬たち私が歌うと寝るんですよ〜。
人みたいですが、撫でながら歌うとね、とろ〜んとしてきて寝る。催眠効果?
うまいとか下手ではないんですよ。
そもそも母がまだ高価だったカセットテープを買って、私にそれを聞かせていたのは「自分が歌うのは疲れてていや。これ聞かせていれば大人しかったから」と言う理由でしたからね。
情操教育ではございません。ええ。これは母の口からきっぱりはっきり聞いていますから。
「なんでカセットだったかって?疲れているのに何度も歌えないでしょ〜!」ってね。笑
でもね、そのくらい幼少期に何を聞いたのか?何をしていたのか?は大切なんです。
古臭いと言われちゃう「童謡」
実はね、赤ちゃんや子供のテンポやお耳にはとても優しく寄り添うようにできています。
だから、ピアノの先生や音楽の先生がススメルんです。
一応ね、音楽のプロたちがススメていますから、根拠はあるんですよ〜。
子守唄なんてね、歌っている人まで癒されちゃいますからね。
一石二鳥!
子供たちと話していて、音楽のルーツが少ないって感じます。
そして「今」聞いている音楽もない・・・
CDやラジオやスマホでもいくらでも音楽は溢れているのに、聞いていない・・・
YouTubeもね、禁止のおうちが多い。
あれは有害なのかな?
監視下でタブレットなどで見せることでもダメなのかな?
そもそも世の中にも有害なものはものすごい沢山あって、できたらそれを選択する術を付けて欲しいて思うのは理想?
世の中に溢れるたくさんの音楽を聞いて欲しい。
好きだったらバカみたいに何度でも聞いて欲しい。
それは脳の栄養になり、そして溢れ出し、指先から、口から音が出てくる。
そこまでじゃないとね、音楽は楽しくないの。
子供たちがそこまでできる環境を与えられるのは「親」のみです。
もちろんね、相手は子供ですから、監視下であることも大切。
ルールを破ったらペナルティも必要。
あたえっぱなしにはしないでください。(CDは大丈夫か。笑)
聞くものはクラシックに限らず。
その子の好きなものでいいんです。
そうするとね、ご自分がその子が成長する間に何を聞いてきたか?わかりますよ〜。
それくらい音楽って染み込むんです。
あなたの音楽のルーツはなんですか?
それは楽しいもの?あなたを癒してくれるものですか?
人の一生は結構忙しい。そんなことを考える時間もいいじゃないですか。