2020グリフェス Paradise Has No Border 大人の本気を見せてやれ!

いやあああ、冷たい風が吹いているっと家から出たくない病にかかっているのは・・

川口市(鳩ヶ谷)の楽しいピアノ・エレクトーン個人教室、グリーンライトピアノ・エレクトーン教室の清水南妃(しみずなみき)です。

終わって1週間、やっとグリフェスモードから抜けてきました。
まあ、ここ数日、動画と写真編集していたので、また盛り上がっちゃったりしていますが。笑

2020グリフェス(発表会)の1つ大きな目標は「オトアソビ」でした。

言われたことをこなすだけではつまんないんだよね、音楽って。

じゃ、どうしたらその「オトアソビ」を見せて、体感させてあげられるかな?と。

客席の階段状の通路にうちの生徒ちゃんたちが、鍵盤ハーモニカと手作りマラカス持って並び、マラカスいいやーって子は手拍子で参加です。

曲は東京スカパラダイスオーケストラの「Paradise Has No Border」(音楽に国境はない)です。

これね、楽譜を持っているのは舞台上の人たちだけです。

練習段階から鍵盤ハーモニカの子たちには楽譜を渡しませんでした。
最初から渡す気、なかったけどね。えへへ。

早口言葉のように音階を「ソソソーファレドシド〜っレドシソファソー」と言うように伝承式で覚えてもらいました。

耳鍛える作業です。

どうしても忘れちゃう子たちにはノートに書くことは許可しましたが、書いている子の方が弾けるようになるのは遅かった傾向があります。

日曜、ある程度の学年で分けて一緒に覚えてもらったり、吹き方を教えたりするグループレッスンのような形式もとりました。

うちは基本個人レッスンなので、グループでやるのは発表会前のこういう練習だけになるのですが、これがね〜いい効果を出すんですよ〜

顔見知りの子も入れば、知らない子もいるんですが、やはり対抗心というか「私だけできないとかなーい」の気持ちが働いて、よく聞くし、レッスンよりはるかに耳が開く。笑

で、取りきれない子も出てくるんですけれどね、お隣の子とか前にいる子が自然に教えてたりしていました。

その間、私はあぐらかいて(笑)派手なケンハモ持ってニコニコ待っています。

「人に教える」という作業、自分がしっかり理解していないとできないし、自分ができる内容を反すうするので、教えている子にももう1回その内容が頭に入る有意義な時間です。

レッスンではエレクトーンに合わせてやってみるかーと容赦無くインテンポ(元々の速さ)でいきなりドンと弾くんですが、これがね〜1回めは途中で落ちちゃっても、2回3回と続けるうちに落ちなくなるんですよ。

この順応性の高さは子供ならでは。使わない手はないですよね。

私の弾くエレクトーンについてこれなくても「あはは〜ざんね〜ん!頑張って〜」って言われるだけ。
(高学年女子が数名「チッ。次は見てろよ」的なお顔してましたねー。ケケケ。で、弾けた時のドヤ顔がめっちゃいい顔するんですわ。)

なので、最後の最後まで楽譜は渡していません。

が、テンポが追いつかなかった子が2人くらいいましたが「吹けるところだけ吹けばいいさ〜」という気楽さでやった演目です。

私とツインでエレクトーン2人でやったのはうちのエレクトーンの看板娘たち。

この子らは1ヶ月前切った時点で「あ。楽譜ねー忘れてたー」と渡した始末。笑
椅子に座っているお姉ちゃんは元パーカッションなので、下鍵盤に打楽器出して「テキトーにやって」という指示。(それは指示なのか?)
立って弾いている妹ちゃんはメロディ担当。現吹奏楽部なのでいっそがしい中を「右手くらいはイケるっしょ?」という軽〜いノリで渡されました。
(このデータをちょいちょいと改造してくれたのは、うちの幻の非常勤講師みきこ先生。お仕事で来れなくて泣いてましたよ)

鍵盤ハーモニカを担当してくれたRepicaこと、ステージマネージャーの片山先生は「アドリブ16小節だから。好きにやって〜」でおしまい。

テナーサックスのErikoさんはなんと2度くらいしか会ったことないです。笑
私のピアノのちひろ先生の弾き合い会と発表会、あとどこかで会ったかな?くらいです。
Facebookでパラダイス発表会でやるけど〜みたいなこと書いたら「やりたーい!」と手を挙げてくれたので参加!
言わずもがな「アドリブ16小節でよろしく!あとはテキトーに」でおしまいです。

合わせたのは当日2〜3回?笑

全部が揃ってやったのは、グリフェス最後の演目の1回限りです。

でもね、まとまるでしょ?

私以外はコンサートもやっているし、セッションも演奏会もご自身でやっていらっしゃるので慣れてますけれどね、私が一番慣れてないかもね。あはは。
でも、やりたかったからやっちゃった!笑

これをやろうと思ったのは、うちの生徒ちゃんが多く通う小学校の音楽界で聞いた「全体合奏・マンボ NO,5」がきっかけです。

現5年生がマラカスやっていたから、もしかして3〜4年前なのかな?

鍵盤ハーモニカの音の分厚さ、低学年のマラカス隊の楽しそうな顔、ベースラインをお若い男性の先生が弾いていて、そのおかげで曲に締まりが出てまとまっていました。
たぶん、あのベースラインがなかったら鍵盤ハーモニカの音がまとまらなかったかな〜と。

私の周りのお母さんたちは「また○○先生〜好きだね〜」と笑っていらっしゃいましたが(評判悪かったのかな???)あれでまとまっているってわからないんだな〜とそれもかなりの衝撃でした。
(そのお母さん方がどうのという事ではなく、そうなんだ?そういう風には聞こえないんだという方が衝撃でした)

ああ。聞いている所が明らかに違うんだ、そんなに違うのか・・・と。

私の耳は私のものなので(笑)特別に聞こえているとかいう自覚はありません。

こういう聞こえ方がホントにナチュラルに普通。

それを説明するのも難しいし、違うってこともそんな日常では気がつきませんからね。

耳を育てる。子供の中に音楽を育てるって楽譜を読めて弾けるだけじゃダメなんだと思いましたね〜。

で、今回やっとできる環境になったのでパラダイス演っちゃいました!

ピアノ・エレクトーン弾くだけじゃない、音楽の楽しさ、大人の本気(笑)ちょっと感じられたら・・・

ただいま、グリフェス後のお疲れ休み中〜
新規募集は現生徒ちゃんの新年度のレッスンスケジュールが決まり次第、始めます。
15:00~とか14:00~など早いお時間ご希望の方は体験レッスンできますので、お問い合わせよりお待ちしております。

みつこ先生による「初心者大人のピアノレッスン」も始まりま〜っす!