ピアノの子がエレクトーン弾く時の最大の難関は?

川口市桜町(鳩ヶ谷)のピアノ・エレクトーン教室、グリーンライトピアノエレクトーン教室の清水南妃です。

梅雨明け同時に、近隣の小中学校も夏休みに入り、子供たちも息を吹き返しました。

いやいや〜ほんとキツそうでした。
子供らしい無邪気さが消え、イライラしている子も多いし、口に出せない子はちょっと乱暴になっちゃったり・・・
何よりも無気力感がすごかったですね・・・

夏休み1週目、ふんわりボーッとした子も多いけれど、子供らしさが戻ってきて心からほっとしました。

さてと!

今日は圧倒的に多い「ピアノの子がエレクトーン弾くとどうなるのかな?」を検証しちゃいます。

まずは動画をみてください。

グリーンライトピアノ・エレクトーン教室のYouTubeチャンネルありますよ!
先生も楽しく弾いている動画あり、生徒たちの動画もあります。


グリーンライトピアノ・エレクトーン教室YouTubeチャンネル チャンネル登録もよろしくです!

ピアノの子がエレクトーンを「ちょっと弾きたいな〜」と思う時、前に立ちはだかる大きな山は2つ

●リズムセクション(リズムにのれるか?最後までリズムに合わせて弾けるか?)

●ベース(足鍵盤・足でドレミを弾きます)

この2つでしょう。

うちの生徒ちゃんはちょいちょいピアノの地道な練習にへこたれるので、一時期エレクトーンを弾くという傾向があります。

まあ、お教室にドーンといるので弾きたいなら弾くのはオッケー。

その時に「リズムとベース」はピアノの子たちにはホント富士山くらいの難所になります。

まず、ピアノは間違えたら止まれます。ホントは止まっちゃ行けないんだけどね?
まあみんな好きなところで止まって弾き直します。
部分的に速度がまちまちだったりするのも、ピアノレッスンあるあるです。笑

エレクトーンはね、リズムが入ったら最後、自分の速さで「弾けないところはゆっくり」とかできないんです。

ある程度まで演奏が上がってきたら、リズムに慣れて乗り遅れない練習が必須。

いやでも外部的な圧迫と圧力が加わるので、心は強くなりますねえ〜笑

そして・・・

動画にもあった「ベースの山」

これも大変な難関です・・・

だって、ピアノはペダルあるけれど、エレクトーンとは全く違う意味合いのペダルだもの。

エレクトーンのペダルはドレミと音階になっていますので、ベース+左手(右手)で伴奏形を作り出し、リズミカルに動かすことでより多彩なリズムを叩き出します。

この動画の子はベースをちゃんと踏むのはほぼ初めて。

そしてこの曲は「コードネーム」を使用したので、C=ソドミ ベースはドというように覚えて弾くことを重視しています。

ちょうどね、学校で英語を覚え始めて「今日は英語で数えてきたの〜」と言いながらレッスンに入ってきたこともあったのでね。

やっぱりね、ベースはなかなか決まりません。

動画でも思うところを踏めなくて葛藤している様がみられます。

優しい言葉1つでもかけてやれよ〜と思うかもしれませんが、ここ越えられないならエレクトーンは弾かなくてもいいんです。(弾けませんと言ってもいいかな)

このベースは感覚で覚えるもので、どうやって弾くって理論ではありません。

体で覚えるもの。

ピアノの子は当たり前ですが、お家にエレクトーンがあるわけではありませんので、レッスンで覚えて行くしかありません。

その緊張感だってとてもとても大切なのです。

よく「どちらの楽器が向いていますか?」と聞かれますが、好きこそ物の上手なれなんですよ。

ピアノの子がエレクトーンに移行する時、たくさんの難関が待ち受けていることは確かです。

エレクトーンはそうだなあ〜好きな曲が弾けるっていうのが最大の魅力かなと思います。

エレクトーン10年選手の看板娘たちの姉妹も「エレクトーンやってて良いことは好きな曲が良い感じで弾けるってことです!」と嬉しそうに言っていましたから。

この動画の子がこの先、どのような道を歩むのかはわかりません。

私はエレクトーンに勧誘したりもしませんし、本人と保護者さんからの強いご希望がなければ移行はオススメしていません。

ただ、どの楽器であろうとたくさんの葛藤をしながら弾けた曲の感動は一生モノなんです。

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