キミはキミでいい

川口市桜町(旧鳩ヶ谷)で楽しいピアノ・エレクトーンレッスンをやっております、グリーンライトピアノ・エレクトーン教室の清水南妃(しみずなみき)です

まずは下記のリンクをちょっと読んでくださいな。

お友達と言うにはおこがましい、音楽においても犬においても大先輩の方がご紹介していた記事です。

『りんごかもしれない』を書かれた、ヨシタケシンスケさんのインタビューです。

人の話を聞かないお子さんを育てているお母さんには、ちょっとほっとするお話が書かれていますよ〜

https://news.livedoor.com/article/detail/11516391/?fbclid=IwAR3H8TJHnaBjMO3oDRbzAV0rRhv-RtIev1rYtXwv1POvD0M0yXiutK3NM9M

うちのお教室には男子たちがまあまあそこそこいます。

そしてどの子も「先生の言うことを聞く良い子」ではありません。

まあ、世間一般からするとピアノ・エレクトーン教室に通う男子たちは「おとなしめの子」ですけれどね〜

昔、実家教室にその地域でも鳴らした兄弟が入会してきて、お教室が面白いことになったことがあります。

兄弟たちはね〜ほんといたって元気で普通の男の子たちでした。問題になったのは弟くん。

ほんと普通に興味があるものに対して直進していくタイプ。

「ダメ」って言われている意味がわからないので、自分はやる。

で、周りと揉める。

ただ、これだけでしたね。

お教室で暴れたことは1度もなく(学校ではかなりやらかしていたらしいですけど。笑)前後のちびっこにもとても優しく接していましたし(同じ学校の女子は無視していましたけどね)、うちの小型犬にもちゃんと礼儀と節度を持って接していました。
(可愛がるのと、相手を尊重して接するのは違います)

なので、レッスンは練習してこないことを除いては(笑)いたって順調。

別に何が?ってくらい普通にレッスンしていたんです。

なのでね、私はな〜んにも困っていなかったので、極々平凡に過ごしていました。

ある日ね、同じ学校の女の子のお母さんからお電話が入りまして。
(まだメールもない時代なので、レッスン終了後を狙ってお電話がきていました)

まあ、ざっくりな内容は「その問題児をやめさせて欲しい。同じ学校の子供たちは怖がっていて、レッスンでその子の姿を見かけたからいやだと言っている」という内容でした。

まあ、何に怖がっているのか?その恐怖の対象が「その子」なのか「その子の行為」なのか?もハッキリしなかったので、レッスンでの様子をお話し(話したらびっくりしていたけど)少しお時間くださいって交渉したんですが、なんか怒っていらしてね〜、まあよくある電話では収集がつかないって言う事態になりました。

で。まあ、聞き取り調査をしましたよ。子供たちに。

学年関係なく、同じ学校や前後の子供たち、また他校の子で知っている子たちに「あなたはどう思っている?どう感じている?あなたはでいい。超個人的な意見でいいよ。親にもその子にも言わないので」と言う約束の元、様々なお話が聴けました。

送迎でお顔合わせるお母さんや、同じ学校の子供をもつ犬友さんからも聞き取り調査をしました。

結局のところ、暴力でしたね。

その弾けちゃった時がものすごいらしく、そこに恐怖感を持っている子供たちが多かったです。

そして「でも、いつもは普通だよ、いつも怒っているみたいだけど」と言う言葉もよく聞きました。

親は子供達の中で起こっていた事実はあまり知らないようでした。

暴力を出す前に何があったか、そしてその時、みんなは何をしていたのか?

特に後者は知らない人が多かったですね。

私はジャッジングがしたかったわけではなく、子供達の心の動き、親たちの認識が知りたかっただけです。

まあ、今で言うクレームがきたわけですから、ある程度のジャッジングをして対処はしないといけなかったんですけどね〜

子供たち(特に同学年の子たち)と色々と話をした結果(まあ、最初から退会させるとか思ってなかったけど)現状維持で、みんなで様子を見守っていき、その子もいけないなっと自分で思ったところは少しづつでいいから直して行こうって話に落ち着きました。

子供たちはね。うん。子供たちは。笑

大人たちはそうは行かなかったけれどね〜

結局数名の退会者が出ましたね。うん。女子組。それは仕方なし。

弾ける子、力がある子もいましたよ。

私には「やめたくないけど、お母さんが怒っている」って泣いていた子もいました。

当時、その問題児と言われていた子は小3くらいだったかな〜。笑

小2から入会したんですけどね。

問題が湧き上がったのは1年半くらいしてからです。
なぜ、今ここで?って言う謎は今でも残りますが・・・

中1まで在籍し、6年生の時にはお母さんと連弾もしました。
四苦八苦するお母さんをさりげなくサポートする姿に、将来のイケメンをみましたね。顔もそこそこイケてましたから。笑

今はもうお父さんになっているような年頃でしょう。
軽く25年前くらいのお話です。笑

親は我が子に最善をと思います。

私たち講師も、音楽において、接することができる面で最善を考えています。

でーもーねー・・・

それは本当に「最善なのかしら?」とも思いますよ〜

私は子供たちにも自分にも「ベストよりベター」を選べって言いますし、思っています。

最善の中に「自分の偏見」が入り混じるから・・・

大人がアレコレ手を出さなくても、子どもたちは結構自分で生きる力を持っています。

今、お教室に通ってきている子どもたち。

だいたい高学年や中学生になると、ガツンと方向性を代えてきますよ。笑

ピーチクうるさかった女子たちは、ある程度をわきまえるようになりますし、何してんだ?アホなのか?と言われていた男子たちは、自分で自分を律することをし始めます。

私は先生に対してって言う指導はほぼしていませんが(やりすぎだと思ったら注意はします)全員が態度を改めてきます。笑

なが〜くなっちゃいましたが、まあ、そんなに心配いらないってこと。

イライラするけどね、たぶん、いろんな事できなくてイライラするんでしょうけれど、みんなそれぞれの成長をするって事です。

ごめんなさいね〜ゆっるいお教室で。笑 でも共感したわ〜いいわ〜って方はどうぞ見に来てくださいね>>>体験レッスンとお問い合わせ