川口市でピアノ・エレクトーンを使った楽しい個人レッスンをしているグリーンライト音楽教室主宰の清水南妃です。
「せんせー、木のうたって知ってる?これ弾きたいの」となんだかわからん曲を弾きながら言ってきたのが始まり・・・
小4ピアノ男子。
基本的にかっこいい曲が弾きたくて、それにはテキストとハノンをサボったらやらせてもらえないって決まっている子。(みんなそうだけどね)
ん〜?でもいつも弾きたいっていう曲とはちょっと違うし、何それ?って聞いたら・・・
「学校の曲。木のうたっていうの。教育実習の先生が帰っちゃうから、弾くのー」要約するとこんな感じ。笑
担任の先生が「自分たちでアレンジ(?考えてっていう意味かな?)して弾けるようにしたら?って言った」と。
ふぅ〜また無理難題をサラッといいやが・・・いいえ。言ったね?笑
楽譜なければ、学校の曲なんて南妃先生にはわかりません。
それにそんな不確かなポロポロの演奏ではもっとわっかりませーーーーん!
ってことで、私は楽譜をもらってくるように要求しました。(この時点で多分もらってこないと思ったけど)
このピアノ男子の後に来るのは、春に同じ小学校を卒業した中1女子。
聞きましたよっ!中1女子に!
で、木のうた、歌ってもらい、小4男子が弾いていた調ではなく、シャープが2つついた調ってことも教えてもらい、ざっくり冒頭だけ弾いた動画を小4ピアノ男子のお母さんに流し「シャープ2つでここから始まるって〜」と言って、なんと!お教室休みに入っちゃいました。
教室休み明けて、小4男子がやってきた時には、8割方弾けているけれど、演奏が固まらない状態。
なんでもお母さんが学校のホームページから音源(音質はいまいちだが、ピアノの演奏がmidiで乗っていた)を探してくれて、それを聞いて耳コピしたと。
ああ。確かにね。
左手の音を取ったのはすごいけれど、難しすぎて頭が混乱しちゃっているね〜・・・
ってことで私がアドバイスしたのは「鍵盤は大きく広く使えば〜」「難しいな〜って思ったり、音が変だと思ったら変えちゃっていいんだよ、だってアレンジでしょ?」「弾きにくかったら、弾きやすいようにしちゃいな〜」「難しくしないよ〜。時間ないからね〜」というなんともゆる〜い感じ・・・
まあ、どうしても変なところだけ、こうしたら?くらいの口を出しましたが、基本99%本人が作ったアレンジです。
原曲のピアノとはちょっと違います。
木のうた(原曲)
冒頭部分でも違いがわかります。
この原曲は音を整えてありますが、webで聞くともっと音がよろよろでした。
雰囲気を壊さずよく取ったね〜。よく弾いたね〜と感心します。
このピアノ男子は少し神様からのギフトをもらっている子です。
預かった年長さんの時から耳がいい。
でもね、耳がよくても、曲が弾けても、続けていけることと楽しめることはまた違う。
ギフトをもらっているからと言って、それが活かせなければ、別に必要ない特技となります。
さてっと、なみき先生には何ができるかな?
このピアノ男子に何を見せ、何を経験させ、音楽の楽しみを大きく見せることができるかしら?
大切し、突き放して(笑)育てていきたいって思っています。
新規生徒さん募集!一緒にピアノ・エレクトーンやって見ませんか?
くわしくはここから。