川口市のピアノ・エレクトーンを楽しんで弾ける個人のお教室、グリーンライト音楽教室主宰の清水南妃です。
年長さんからだっけかな?(なみきセンセー、近頃ちょっと記憶が・・・)通って来てくれる小4ピアノ女子。
かなり気持ちよくピアノを弾けるようになって来ました。
だがしかし!
脳みそは小4!
ブルクミュラーのさようなら(adieu フランス語で長い別れって意味なんだって?長い別れ・・・・もうあんたとは二度と会わないわ!的なね・・・)
いやあ、ブルクミュラーのせきれいの「繊細に」と同じくらい説明が難しい「さようなら」
まあ、考えている間に頑張った動画でも見てください。
実はこの動画、弾く前から撮っているんですが、なみき先生を見ながら「え〜もう1回撮るのぉ〜(だって間違えたじゃん!)」とぐだぐだってやってから、ビデオがセットされているのに気がつき、ぐるりんと回っていきなり弾きだすというおもしろ動画なんです。
お母さんに送った時も「最初のグネグネしている時との温度差すごい!」と。
みつこ先生に見せても「ぐだあってしているのに弾きだしたらこの迫力!」と笑いましたね〜。
うちの可愛い生徒ちゃんなので、お見せできないのですが、様子だけ。笑
この可愛らしい子供に「adieu(アデュー)もうあんたとは会わないわっ!的な別れをどう教えたもんか・・・といつも考えます。
6年生くらいになるとドラマとかでも、そういうの見てたりするので、まあなんとな〜くの想像がつくっぽいんですけどね。
小4ではムーリー!
実際、この子に「さようならって○○ちゃんの中でどんな感じ?この曲はどんなさようなら?」て聞いたら、困った顔して「学校でお友達とバイバーイってするのがさようなら」と答えました。
・・・・・
・・・・・
そうだよね、その通りだ。
私が求めている答えと違うことはわかっているけれど、そんなのわかんないので困った顔。笑
でね、なみきセンセー「ああ。そうだよね。ま、ざっくりね、わかってもわからなくても聞いてください。付き合っていた男の人と女の人が喧嘩別れするんだよね〜。以下省略」とテキトーな説明しました。
そして切り替え。
曲の部分的な雰囲気だけ伝え、歌うながらジェスチャー交えながら、ときにエレクトーンで(必ずピアノじゃない音で弾きます。これにはわけがあるんだけど、また今度)弾きながら、ちょっと魔法をかけるっぽいレッスンしました。
このレッスン、演奏は格段によくなりますが・・・
お家に持って帰って、そのまま弾けるか?はその子次第な側面があるので、ある程度まで育たないと使わない手法です。
この子にそういうレッスンをしたことがなかったので、どうだろうか〜と思いながらの1週間後、この演奏でした。
実際に「男女のもつれにもつれた別れ」なんてわかんないです。(アタリマエダケド)
体感したり、理解できない人生を歩んで欲しいですと思いますが、理解できると表現はもっともっと格段に上がりますよね。
そんなんわかんなくてもね、それでもね、曲の雰囲気は伝えたい。
薄っぺらい曲じゃないからこそ、表現しやすい、面白い表現ができる曲だからこそ、ここは力を入れるところ(私が。笑)
迫力ある演奏まで自分を高めることができる子。
そして動画を見て気がついたかしら?
この子も神様からのギフトをいただいています。
みつこ先生が「いいなあ。この子」って言っていましたよ。
まだまだ自分でトライすることをしない子。
もっともっとがない。
1つでも欲が出たら、もっと面白い演奏になるね〜と私は思っています。
テクニカル的なことは、要求すればやってくる子、まあこの姉妹はそうなんだけどね。笑
言われたことだけじゃなく、自分の欲が出てくるといいね〜、出し惜しみしていると、なみき先生がいつか引っ張り出しちゃうよ?と思いながら、まだ見守っています。
うふふ。楽しみ。