根気よく待った先には・・・

川口市(鳩ヶ谷)でピアノ・エレクトーンを楽しく学べるお教室、グリーンライト音楽教室主宰の清水南妃です。

待つのって苦手な人が多いらしいですね?

私も行列に並んで待つは大の苦手・・・

でも、子供の成長は待てます。ええ、かなり(ものすごく)気長に。笑

お母さんたちには「せんせー、よく待てますよね〜。できないわ・・」と。

あはは。保育園のバイトしたり、妹と8歳離れていてチビッコの成長を見てきたから、待った先に何があるのか?も知っているから待てるのかもしれませんよ?

なので、お教室ではよほどのことがない限り、レッスンの準備もお片づけも手伝っちゃいけないルール。
もちろん付き添いの保護者さんもね。
結構、待って見ているの大変そうだけどね(保護者さん)

待った先にキラリと光るものが見えた生徒ちゃんをご紹介します。

小4ピアノ女子、いたって(ものすごく)マイペース。

昨年11月のグリフェス前(発表会)、同学年の女子がかなり焦ったりする中、(弾けてないのに)2週間前になっても「せんせー。ちょっと弾けたー!」と連弾の楽譜を楽しそうに譜面台に置いていた子・・・

この時点で最後まで通っていませんでした・・・

相方(お友達)と一緒に弾いて弾けてなくても焦ってない・・・

1週間前のガチのリハーサルの時、隣に座っていたお母さんには聞こえたそうです。

 

やばい・・・まじやばい・・・

 

と、つぶやく声が・・・

お母さん心の中で「今?今なの?遅いわー!」と叫んだそうで。
(ああ。もうすいませんというメールがきました。そりゃ親なら泣きたくなりますよね、謝り倒したくなります。)

まあ、グリフェスはなんだかんだとありましたが、まあ無事に(?)弾ききりました。

そこからお家練習への姿勢が変わりました。

で、エンジンがかかるのは遅いけれど、キープ力はあるらしく、半年間、地味に前より練習をしてきます。

 

だいぶしっかり弾けるようになったので、先週の私のレッスンで「来週弾けていたら、エレクトーンでバグパイプの音を使って弾いてみようか?」と提案しました。

で、この動画です。

「ああ〜〜〜緊張する〜〜〜!」と言いながら、オルガンピアノ3のバグパイプ、しっかりとピアノとエレクトーンで弾ききりました。

大変よくできました!南妃先生もみつこ先生も大満足です。

 

この生徒ちゃんの水曜日はみつこ先生が4週に渡って連続で指導してくれました。

その成果が一番出ている子です。

「キレイな音を出すのにはね、シュッとした姿勢で弾くんだよ。そうすると手も自然と丸くなって、指の使い方はこうだよ〜」ととても丁寧に教えてくれました。

この子の最大の良さは「素直さ」と「揺れない心」

それステキ〜って思ったこと、褒められて嬉しかったことは絶対に取り入れてきます。

良きかな。良きかな。

 

ここまで、送迎してくださるお母さん、お父さん、待ちましたよね。

ええ。もう〜少しはやったらって言ってもやらないんですとお母さんから何度聞いたか・・・

私はこういう子が芽を出した時の伸び率を知っているので、待てるんですけれどね。

そりゃまあ、毎日コンスタントに練習している方がいいですよ。

でもね、何も考えずに鍵盤だけ押していてもダメですからね〜。

自分で「こういう風に弾きたい」って思えること、それに近づこうとする気持ちが一番大切かな。

 

まだまだいっぱい伸びますよ。この生徒ちゃん。

楽しみ!

この上の世代でも待って待って、南妃先生寝そうになっちゃった頃に芽吹いた子もいます。笑

その子達もまだ在籍中。

伸び方は人それぞれ。大人は待つことに徹しましょうか〜。

子供の力は無限大です。

 

新規生徒さんを募集中です!こんな雰囲気のお教室ですよ〜。