川口市でエレクトーン・ピアノを楽しく習えるお教室、グリーンライト音楽教室主宰の清水南妃です。
タイトルの言葉をピアノ男子が言ってましてね、私、聞き流しておりました。
ええ。いつもへんな事言っているし(笑)よくわかんない事も言ってますから〜。
男子たちは特に「何にウケているんだかわかんない」事が多いので、さらっと受け流しています。笑
で、メインテキストと併用でブルクミュラーをやることになったピアノ男子。
「ねえ、おばあちゃんのブルグミュラーがあるからそれでもいい?」って聞いてきたので、もちろんオッケー、大切に使おうと話をしました。
メインテキストの曲に目処がついたので「アラベスクの音取りしてきてね〜」と南妃先生から指令が出ました。
アラベスクといえば、みんなできないところが同じという曲。笑
曲は知っているだけにね〜まんまと落ちるよね、落とし穴に。
で、次の週、みつこ先生の時にアラベスク音取りしてきて、私、初めて「おばあちゃんが使ったブルクミュラー」を見せていただきました。
お母さんのハノンとかバイエルは見たことあるのですが、おばあちゃんのは初めて。
すごいなあ。捨てないで持っていたんだなあと。
で、アラベスクを見たらピアノ男子が「ね!ね!トマトって書いてあるでしょ?」と嬉しそうに教えてくれる・・・
ん?んん???どこに〜?
ああ。わかった!!ここだ!
私が習った頃の拍の数え方
「1ト2ト3ト4ト(1と2と3と4と)」
うわああ、懐かしい〜。久しぶりに見ました!
みつこ先生は私の半分くらいの年齢なのに、さすが知っていましたね〜。
四分音符の長さ分だけ伸ばせない時や、裏拍を意識させる時によくこれを書かれました。
で、どこがトマトに見えたんだ・・・笑
お祖母様の先生のたくさんの丁寧な書き込み。
きっとお祖母様も苦労して弾いたんでしょうね。
こういうのって人間の脈々とした血の流れを感じます。
以前、お母様が小さい頃、先生から譲っていただいたピアノをお祖母様が大切に保管してくださっていて、今度は息子(孫)に譲り受けられるという話を書いた事があります。
お祖母様のブルグミュラーも先生から譲り受けたピアノも、お母さんのハノンを使っているのもみんな同じで、物は生きていないけれど大きな力と流れを感じます。
さて、お祖母様のブルグミュラー。
おお!350円!
私のは確認したら450円!
そして現在、全音の同じブルグミュラーは756円(税込)でした。
これもピアノ男子には不思議だったようで・・・
物価もお給料も上がっているので、当然本の値段も上がっているんだよ?と説明。
政治経済の話になるので、わかったんだろうか・・・???
メインテキスト、25のブルクミュラー(抜粋)、ハノン、あともう1冊(抜粋)でやっていくので、ブルクミュラー自体は数曲しかやらないんだけど、でも、開くたびにおばあちゃんの香りがするのはいいよね。
さて、頑張ってくださいね、ピアノ男子。
ヘタレるとおばあちゃんから譲り受けたブルクミュラーがなくよ〜?