川口市(鳩ヶ谷地区)でピアノ・エレクトーンを楽しく学べるお教室、グリーンライト音楽教室主宰・清水南妃(シミズナミキ)です。
昨日は中学校の運動会(体育祭ではないらしい)でしたが、雨・・・
今日に順延のところあり、水曜日に順延のところあり。
真っ黒になって疲れている中学生が、それでもレッスンに来てくれています。
そんな中、秋の合唱コンクール・ハーモニーコンサート・音楽会、各校いろんな名前がついた音楽会の伴奏オーディションが始まりました。
今回はうちからは2名、オーディションを受けました。
それがね〜・・・
同学年の男子と女子。うふふ〜。いやあ、ちょっと困ったなあと思いながら、でもやりたいという気持ちはサポートしたいのが講師陣の気持ち。
困ったなあはどっちも受からせたいんですよ、私たちは。
「オーディション、受ける!」て言ったなら、全員を晴れ舞台に乗せたい。
みんなの歌う曲を指揮と共に笑顔で一緒に歌って弾けるようにしたい。
だからね・・・2名は先生的には「ん〜ちょっと困ったなあ」なんです。笑
オーディション、受かるためにサポートしているんですからねえ・・・
オーディションの曲は夏休み前にもらえて、かなりの子がもらって帰るけど、楽しい楽しい誘惑の多い夏休み!やる子は1/10くらいですよ。あはは。
のんびりしちゃって間に合わない子も多いです。
もちろんやってはみたけど、難しいからやめるって子も多い。
そんな中、夏休み後半にはほぼ弾けていた2名。
9月はじめのレッスンでは、それぞれやらないといけないポイントは少なくなっていました。
同学年で2名がオーディション。伴奏枠は1名。
これは話しておかないとあかんなってことで二人には「伴奏は必ずしも上手い方が受かるわけではない。小学校のオーディションのレベルは弾けているので、あとは音楽の先生の判断だよ。好きとか嫌いとかじゃなく、先生の好みになると思う」という話をしておきました。
全く演奏スタイルが異なる二人なんです。苦笑
実際、私がこの二人の演奏を目の前で聞かされて、お目目キラキラで「どうだった?」って無言で言われたら選べませんよおおおお!ってくらい違う演奏なんです。
正直ね、これは相当先生が困るのではないかと・・・
で、先週の金曜日。オーディションでした。
なんとね、前代未聞!
ダブルキャストです!
片方のお母さんからお礼とご報告のメールをいただき知りました。
(実は先生、金曜の朝からソワソワで「今やっているかな?」「どっちになったかな?」と浮ついておりました。だって心配でしょ?どちらか落ちたならフォローもいるし)
その学校の音楽会は金曜は児童のみ、土曜は保護者観覧となっているのでダブルキャストでもいけるんですね。
ただー。またここで問題勃発!
当たり前ですが、土曜日に弾きたいですよね。
お母さんに褒めてもらいたくて弾いているんですからね、ほっとんどの子供が。
お母さんの「褒め」は最強ですから。
まあ、両方とも伴奏できるようになったはよかったです。オーディションは合格!おめでとうです!よく頑張りました!
日程の調整は学校の先生方の采配ですね。期待していますよ〜。
伴奏は普段やっている「曲」と同じようにやってはダメです。
要求される要素が違います。
歌に添えることや臨機応変さや指揮をみながら弾くこと、鍵盤や楽譜をみて弾いている余裕はそんなにないです。
なので、受かった二人にはここからまたその伴奏力を高めてもらいます。
伴奏オーディションの前のレッスンは、細かい直しもありましたが、歌(メロディ)と一緒に弾くこともしました。
先生が歌うこともありますが、エレクトーンでメロディラインを弾くこともあり、ピアノ高音部で一緒に弾くこともありました。
二人ともメロディが入るとググンと演奏が高まるので、なかなか面白いレッスンでしたよ。
今までもオーディション受かった子はそこそこいるんですけど、同学年で2名というは初めてで、どうサポートしていこうか?ちょっと悩みましたね。
でもね、レッスンで聞く二人の子供達の言葉の中にお互いがちゃんと認め合っているのがわかったので、そこからは楽にレッスンできました。
さあ、この二人は伴奏とクラシックコンサートの曲の練習ととなりますね。
がんばれ。経験値は多い方がいいから。気持ちよく弾けるためにがんばれ!