川口(鳩ヶ谷)で楽しくピアノ・エレクトーンを学べるお教室、グリーンライト音楽教室主宰の清水南妃(シミズナミキ)です。
来年2月のクラシックコンサートに向けて、色々と動いている最中のお教室レッスン。
まだメールでしかお知らせしていない開催のプリントは来週にも保護者さんにはお渡ししますね〜。
今、お教室では先生たちの選曲作業は終わり、子供達へのシークレット選曲が始まっています。
1回聞かせても1週間経ったら忘れちゃうよね。(当たり前だー。笑)
なんかものすごい大曲を言う子もいたりして・・・
今回、「タイトル教えない」「動画も聞くだけ。見せない」選曲にチャレンジしてもらっています。
(ちびっこちゃんたちはもう少し経ったら聞かせて好きだったらくらいの選曲です。)
今の子たち、とても視覚に頼って生きています。
視覚の情報が多すぎると言ってもいいくらい。
レッスンの手法の1つ「目をつぶって弾く」のにも「えー面白い!やってみる!」って言う子はとても少なくて「できない」「見えないと弾けない」とやる前からなんとかしてやらない方向へ持って行こうと・・・
いやいや。できるんですよ。うん。
実際に「まあちょっとチャレンジのつもりでやってごらんな〜」って言うとできちゃうから。ほぼ全員。
鍵盤を見てなくても、自分の指・腕・体はその動きを覚えているんです。
もうちょい視覚以外の感覚も養ってほしいな〜、音楽教室としては聴覚や打鍵の触感も大切にしてほしいって思っています。
で!シークレット選曲。
これ、意外とちびっこちゃんたちは平気なようです。
小学校真ん中付近の学齢の子供達が逆に不安でアレコレと言っています。
その上になるとまた平気。
面白いねえ〜子供達。本当に気持ちの成長の過程がよく見えます。
だいたい2〜3曲、その子のレベルに合わせた曲を聞かせているのですが・・・反応、様々です。
スカッと決めちゃう子。
もう1回聞かせて!と何回か聞いて決める子。
本当に好きなのは1なんだけど、3もいいかな〜って迷う子。
タイトルだけ教えて〜〜ってせがむ子。笑
シークレットだって言ってんのに「ママに送っておいて」と言う子。笑
(送ったらタイトルも動画も見れちゃうじゃん?キミの耳で決めるってならないでしょ〜)
もっと違う曲が弾きたくて何度も言うので、先生に(やってみたい曲)を目の前で弾いてもらって「ごめんなさい。なめてました」とまた選曲が振り出しに戻る子。
なんとな〜く聞いていて、2でいいやと言う子。
よーく聞いていて、1は同じことばっかりじゃん、つまんない。2にする。という子。
まあ、面白い!
で、講師たちの予想を裏切るチョイスが続出で二人のせんせーは「子供は何を聞いて判断しているの?」と笑っています。
まあ、どっちを選んでもその子にあう曲なので問題もないし、心配もないんですけどね〜。
本当に色々な理由があって(前回のクラシックコンサートのお話にも書きましたが)このシークレット選曲を初めてやっていますが、それぞれの子供が持っている「味」が如実にでる結果となっています。
あまり怖がらず、少しチャレンジ精神も持とうか。
怖い怖いって言っていると、自分で「怖い」呪文をかけているのと同じだよ?
できないできないも一緒だよ?
1月から始めたクラシックへの道作り。
シークレット選曲〜各自の練習〜自分の曲を調べて知ること〜本番
コンサート本番で大きなものを得るために、1つ1つ着実に怖がらずに一緒に歩いていきたいと私たち講師は思っています。
たった数時間で終わってしまうコンサートにもたくさんの思いと意味を込めています。
みんなの弾き終わった後の笑顔を想像しながら、今日も頑張りマッス。