音楽会って伴奏弾かないとダメなの?

川口市(鳩ヶ谷)でピアノ・エレクトーンを楽しく学べるお教室、グリーンライト音楽教室主宰 清水南妃です。

各学校、音楽会・合唱コンクールの時期ですね〜。
お教室はハロウィンまっただ中で、クラシックコンサートの譜読み時期ですよ。
これまたみんなかなり頑張っています。

 

音楽教室なのでどうしても学校行事に絡むと「ピアノ伴奏」のお話になっちゃうんですが・・・

タイトルもうちの生徒ちゃんが言ったわけではないんです。

ただね、ピアノを長年やっていても伴奏できないってコもいるし、したくないの、みんなと歌いたいのってコもいるってお話です。

まあねえ〜ピアノ習っていないと伴奏はちょっとしんどいよね。実際のところ。

エレクトーン組はどうするのかって?

絶対に引き受けてくるなと話してあります。

どうしてもやりたいなら、夏休みにがっつり基礎練習してサボらないことが絶対条件。

それくらいじゃないとピアノの重い鍵盤を緩急つけて弾くことはできませんもん。

同じ鍵盤楽器だと思っているとかなり違うのでそこは要注意です。笑

 

さて、お話戻します。

歌うことがメインになる中学校と違い、小学校では合奏やいろんな工夫が音楽会でみられますね。

お教室にはいろんな学校・学年がいるので、その学年特有の成長もよく見えます。

 

低学年は本当にひたすら一生懸命にがんばります。

みてて涙ぐましいくらい。

これがね、3年生くらいになると指導者の力量を見るようになってきます。

視野が広がるんですね。少しだけ幅広く物を見ることができるようになるんです。

で、5年生くらいになると・・・(4年生くらいでもかな?笑)

いやあ〜男女差がものすごいはっきりしてきて「女子がサボる男子を怒る」という構図が出来上がります。

今後、これ一生続くんですけどね。あはは。

 

歌は学校でしっかり歌わせるし、指導もされるので「歌えない」ってコはお教室の中にはほとんどいませんが、合奏の楽器はね〜〜〜。

とにかくリズムが取りきれない。

そして楽器数が多いので、先生たちも指導が行き渡らせることが難しい。

楽譜を見せてもらうとかなり取りづらいリズムが多数あって「これ、みんなできてるの?合うの?」と思うようなのもあります。

まあ、そこはね。音楽の多数決で(多い方に合わせる)決めているようですが。笑

いいんじゃないかな、それでって思いますよ。個人的には。

だって小学生だしね。みんなピアノやエレクトーン習っているわけでもない。

ひとりひとりの力量の差ややる気の差はものすごく大きいと思います。

それをよくまとめあげているなあって音楽会見るといつも思います。

金管とか吹奏楽部は残念ながらそんな優しい耳で聞かないのですよ、好きでやっているんだしね。だから曲に向かっていく気持ちや仕上がりはとても大切ですもん(笑)

 

歌も1年生はとっても可愛いですが、6年生になると2部合唱でステキに響かせたりします。

お教室でよくごねている子が立派に歌っているとクスリと笑っちゃいますが、ちょっと目から汗が出たりもします。

 

別に音楽教室に通っているから歌の伴奏をやらないと!なんて全くないんです。

できたらいいな〜って思っている子は頑張ればいい!

とても頑張らないとできないしね。

 

伴奏じゃなくても、たくさんたくさん得るものがあります。

ソロを弾く以上に得るものがある。

それはでも残念ながらもっと大きくならないと、その経験がどこに生きるのかがわからない。

しっかり歌って、しっかり自分のパートを演奏してみんなと合わせる。

高いコミニュケーション能力の1つになります。

うちのお教室でも連弾やアンサンブルをやりますが、ある一定の年齢になると嫌がる子も少なくありません。

「自分ができているのに他の子ができない」

「他の子ができているのに自分はできてない」

「間違えたら迷惑かけるから」

みんな(大人も)迷惑かけまくって生きているんです。

そんな絵に描いたような美しい人生送っている人なんていません。

そんなの怖がっていたら、いいもの取り逃します!

一生懸命やった子だけが感じることができる一体感や高揚感は、これからの人生で大きな支えになります。

 

ってことでね、伴奏じゃなくたって、音楽会や合唱コンクールって楽しいものよ?うん。

合奏のパート譜、伴奏、歌、いろんなものをレッスンでみますが(その時にブゥブゥの文句も聞きますが。笑)でも、がんばって!

きっといろんなものを得るよ。

 

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