クラシックコンサート初参加組はどうかな?

川口市(鳩ヶ谷)でピアノ・エレクトーンが楽しく学べるお教室。グリーンライト音楽教室主宰 清水南妃(しみずなみき)です。

なんか変なお天気で、子供達の体調(ご機嫌)もちょっと揺れる今日この頃です。

しかし!お教室内は変なお天気なんか吹っ飛ばすくらいの良い雰囲気で、クラシックコンサートを目指していますよ〜。

その中でも初参加組に今日はスポットあてて書いてみましょう。

 

今回、発表会自体に初参加は5名。うち2名は他教室からの移動なので発表会自体は知っています。

あの発表会独特の雰囲気を「初」で味わうのは3名です。

 

その初参加組。

とても頑張っているんです。

え?まだ習って数ヶ月だよね?って子が両手でその短期間では考えられないほど長い曲を弾いたりね〜

最初に渡した曲が2週間で弾けちゃって、2曲やるとかね〜・・

はたまた普段やっているテキストの曲より難易度上がっていて四苦八苦している子もいます。

でも、どの子もレッスンは明るい!

うわあああできな〜い!間違えちゃったー!って言いながら、なんどもなんども先生と出来ないところをレッスンで頑張ります。

基本「出来ないところと苦手なところはレッスンで先生とやっちゃった方が楽じゃん?」がうちのレッスンの基本姿勢なのでね。

 

その初参加の中のひとりとレッスンしていた時のこと。

右手も左手も片手ずつなら(途中で少しリズムが狂うけど)気持ちよく弾けるようになって来た小2ピアノ男子。

前回のグリフェス(大きな発表会)では出られる立場にありながら(お母さんは出て欲しかった・・・)「オレは今回はまだまだだと思う。だから出ない。」と言って辞退した子。

大人が聞くと微笑ましい言葉ですが、本人はいたって真剣!

なので、今回が初参加なのです。

 

「右手左手弾けちゃったら、次は何する〜???」と私のいたずらな顔に、え〜?って顔しながら「両手〜〜〜???」と返して来たので、さあ両手にチャレンジです。

「出来ないかも〜・・・」と言っているので、まずは2小節。

「ここがこうでしょ?で、その時右手はどうなっている?」と分析しつつ、構成をもう1回見直せば「できるかも!」というお顔になりました。

で、せーのっと両手で弾き始めました。

あ・・・あれ?右手のシャープ忘れちゃった!!!

二人で大爆笑。片手なら弾けるのにーーー!

どうした?どうした?と、笑いながらもう1回。

でも、笑っているけど、弾くときには笑いが止まり真剣になるのがうちの子供達の良いところ。

集中するときにしっかり集中することが1番大切だもん。

数回弾くうちに難なく弾けるように。よしよし。クリア。

で、次の2小節と進んでいくのですが、子供達は「できる」と思うとぐんぐん進めちゃう不思議な魔法が使えるんですよね〜。

でも、やっぱり出来ないところは出て来ます・・・

そこで回数弾かせても焦るだけなので、南妃先生もみつこ先生も「ここを弾けるコツ」を伝授します。

それはその子それぞれで違うので(手の大きさ、楽譜や鍵盤への反応、目が強いか?感覚が強いか?などなど)一概には言えません。

でもきっとどの先生も意識しないでやっている事ですよ、うん。

うちの子の場合「ここがうまくいかない」「間に合わない」など、伝える事が日常なので(与えるレッスンではなく、自分で探るレッスンですから)弾けないところもある程度ですが的確に伝えてきます。

それを踏まえての「問題箇所をクリアするコツ」を伝えます。一緒に考えていくこともありますね〜。

 

この小2ピアノ男子も案の定、クリアできないところが浮上。

目の使い方、手の動かし方などを伝授して、10回中2〜3回は弾けるくらいの確率になったところで今日のレッスンが終了しました。

 

で、ニヤリと笑うピアノ男子。

ん?どうした?なんかあった?と尋ねると・・・

「2月だよね?(クラシックコンサート)今日は12月。早くできちゃうね」とな。笑

ふふふ。なるほど。オレ、できちゃう感が上がったのか。いいことだ。

ニヤニヤと嬉しそうなので、来週ここまで弾けちゃったら、次はここで〜、おお!12月のお終いには全部両手で弾けちゃうかもじゃ〜ん!と煽ってみたら、ニヤニヤ止まらず。笑

弾けちゃったら、あと何やるの?って聞くので「弾けちゃったら教えてあげるよ」という、いつも通りの南妃先生。笑

先生もニヤニヤです。

 

あんなに「ええー。出るのー。えーオレはいいかなあ」とか言っていたくせに。うひひ。

子供達は弾けたら出ます。できたらそれを見せたい動物です。見せたい範囲がここ違うだけ。

見せたい範囲もね、自分に少しでも自信がつけば範囲が広がっていくんです。

お母さんに聞いてもらえば良かったのが、学校のクラス発表で弾けるようになったり、それができたらもうちょい広い範囲になったりね・・・

「うちの子はこうだから〜」ってあんまり決めない方が子供達は伸びますよ〜。

 

大人ができることは1歩下がって成長を見守ること。

たぶん、これだけです。笑

少ないねー。あはは。

私もレッスンという行動はしていますが、基本、3歩くらい下がって子供達を広い目で見守っていますよ〜。

なるべく、自分の世界に留めず、広い世界で広い視野で、そしてそこで動けるように準備万端で見守っています。

 

 

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