川口市(鳩ヶ谷)で楽しくピアノもエレクトーンも学べるお教室、グリーンライト音楽教室主宰 清水南妃です
新井宿駅から徒歩8分、鳩ヶ谷公団住宅(国際興業バス)より徒歩1分
秋シーズンとも呼べる時期に多数の体験レッスンのお申し込み、ありがとうございます。
ご縁のあった方、なかった方、いらっしゃいますが、また何かの時に「そういえばあんなお教室があったな〜」なんて思い出していただけると光栄です。
そんな中、ちょっとピアノへのテンションが落ちちゃったり、生活が忙しくなった高学年男子がお試しレッスンを経て、入会してくれました!
そしてね、入会申込書(個人票)にこんな泣けちゃうようなことを書いてくれました!
ありがとう〜♪
楽しくやっていこうね!!!
この子、実は正確には「初めてさん」ではありません。
2,3年生くらいだったかなあ?1度、無料体験にいらしてくれています。
その時はこの子の発表会前で、でもテンションが下がっちゃっていて、お母さんもその子もいろんな迷いの中での「体験レッスン」でした。
この時はご縁がなかったんですけれどね〜。
今回、再度もう1回ご連絡をいただき、今度は3回のお試しレッスンを受けていただくことになりました。(無料体験は1回限りなもんで)
面影はあるけど、しっかりお兄さんになって来ましたね、2度目。笑
そしてあの小さくてふにゃふにゃしていた手ではなく、しっかりと大きく成長した手と打鍵に数年なのにその子が他の先生と歩んで来た歴史を感じましたよ。
それだけでジーンとできる私・・・
他教室の子は歴史とともに、先生の意向も一緒に見えます。
しっかり育てられていたんだなとか、クラシック1本の先生なのかな?とか、先生演奏上手そうだなとかね。
大手の音楽教室でも、うちのような街の小さな音楽教室でもどの教え方が正解なんてありませんからね〜。
「うちの子にはこの先生が合っている」とかもよく議論されますが、確かに性格上の合う合わないは存在しますが、子供に合わせられない先生ってどうなの?とも私は一応大人なので思いますよ。
だからね、発表会に行ったり、お教室のサイトがあったらそこを見たりして下調べすることは大切だと思います。
入ったらそこがその子にとっての「ピアノの先生」「エレクトーンの先生」なのですから。
話が横にそれちゃった。戻します。
基礎をガッツリとやって来た感じの弾き方になっていました、高学年ピアノ男子。
いやあ〜頑張ったね〜。
テンション下がったり上がったりしながらここまで来たんだね〜って思いました。
なので、お試しレッスンでは1つの曲に対してどう取り組むか?どうやって表現していくか?を主にアプローチしていきました。
だってー、弾けるけどつまんない感じに弾くんですもん!笑
そりゃ、飽きちゃうよね〜テンションも下がっちゃうさ。
基礎がしっかりしているので、私が要求することを表現できるテクはある。
でも、表現方法を知らないって感じでした。
まあ、クラシックの世界だとまだまだ初級レベルだもんね・・・これでも・・・
大変だよね〜クラシックピアノって・・・
でもね、勘違いしちゃいけません。
この子の「弾けるベース」を作ってくれたのは前の2人の先生。
特に最初の先生は厳しかったと聞いています。
で、なければここまで弾けるようにはならないでしょう?
7年間習っている中、嬉しい事もあったでしょうが、たくさんの苦しいことや嫌なこともあったと思います。
そんなの自分も通って来た道ですから知っています。
それでも、頑張り続けた結果が「今」なんです。
「これから」なんです。
こういう現実を目の前にすると、以前からある気持ちが少し揺れますね。
私は子供達の気持ちを尊重するのが得意で、強制するのは得意じゃありません。
しかし「ここまでやってらっしゃい」を必ずやらせることで、伸びる部分が多く存在する事も知っています。
そして、それは「素敵に弾く」上でとてもとても大切な要素になる事も・・・
子供達の好き嫌いに合わせていたら、そこにちっとも辿り着けないってことはよーくわかっていて子供達の気持ちを尊重しています。
で・も・ね・・・
弾けないとつまんないのよ?楽器ってね。笑
どの子も弾けるようにしたい。
でも、そのためには強制という強い負荷が必要になる子もいる
ここで大きく葛藤しますね。
自分自身が弾ける楽しみを知っているのに、伝えないでいるわけですからね。
「そんなの楽器やっているなら当たり前よ。弾くためには基礎ガッツリやらないとね!」とはっきり言える先生は迷いませんよ。笑
あとイマドキの子供と保護者さんがそれに耐えられるか?っていう問題もあります。
耐えられる子(保護者さん)は心が強くなりますけどね、そりゃあ、ちびっこに基礎練習させるの大変ですもん、親子のバトルになりますもん、強くなりますよ。
まあ辞めちゃう率もググンと上がっちゃうんですけどね。笑
私たちが育った頃は「ピアノ習ったらお家で練習するのが当たり前」で、練習できなかったことに「時間がない」とか「出かけていた」「宿題がいっぱいだった」なんて言い訳は全く通じない世界でした。
だから「ここまで」と言われたところまでは必死にやっている子供(親)も多かった。
だから、それに疲れちゃうと辞めちゃったという図式がよく見られました。
私はこんな性格ですからね〜、恩師が見抜いていて強制は滅多にかけられませんでしたね。
親はエレクトーンにはノータッチでしたし。
毎日(練習曲以外を)弾いていましたし。笑
習った先生が恩師でなければ、絶対に続いていなかったと断言できます。
(恩師は優しかったけど、サボる子には厳しい方でしたよ)
高学年ピアノ男子が、生活の中のピアノへの比重を軽くし、でも楽しんで行きたいって思える事も、それができる事も、前任の先生方が心を鬼にしてご指導くださったからなんです。
悩みますね〜。うちの子たち、そのレベルまでは到達できていませんから・・・
でも、目一杯楽しんで来てくれるし、楽しんで弾いてもくれます。
この私の迷いと葛藤はもしかすると永遠に続くのかもしれません。
私は正直どんな演奏でもその子の精一杯の演奏ならそれでいいんです。
あくまでも「精一杯」ですよ、ええ。意外とハードル高めなのはうちの生徒ちゃんと保護者さんが知っていますけどね。
お教室のためとか、先生のためとかはどうでもいい。
自分に恥ずかしくない演奏をしてほしいって常に思っています。
自分を甘やかしたり誤魔化すような演奏はきらいです、私。
晴れて新入会の高学年ピアノ男子。
クラシックコンサートにも「出たい」と言ってくれ、ギリギリですが曲も決めました。
また1つ、違う音色の子が増えました。楽しみ!
今までやって来た基礎練習に加えて、演奏を楽しめるように、そして自分で表現を作れるようになって欲しいと思います。
そしてぼんやりしている後輩となるウチのピアノ男子たちにカツを入れておくれ。笑
姿も雰囲気もほんわかしていますが、音はなかなか力強いです。男の子の音ですね。
でも、荒くはないんです。
どこのお教室の男の子も荒い音を出す子は少ないんです。
基本、優しいんですよ、男子たちは。
うちのお教室にウェルカム!
一緒に楽しくやっていきましょう!
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