クラシックとポピュラーの教え方は違うの?で、どこまでがクラシックでどこまでがポピュラーなの?

しょうこ先生のホームセミナー上級編の仲間でやっているお勉強会にいってきた・・・

川口市(鳩ヶ谷)の楽しいピアノ・エレクトーン個人教室、グリーンライトピアノ・エレクトーン教室の清水南妃(しみずなみき)です。

今年2月にやったクラシックコンサート(オールクラシックのクローズ企画、小さな発表会)では1年かけて子供たちと「クラシックってなんだ?」「クラシックって誰が作っているの」とそれぞれのクラシックを学びました。

でね、実はピアノの先生たちはポピュラーが苦手な方が多いんですよっ(小さな声)

じゃなかったらこんなお題の勉強会は成立しません。

「ピアノ曲指導法〜クラシックとポピュラー音楽の指導の違いとポイント」がお題でした。

私はエレクトーン出身で、中学生くらいからピアノも並行した人なので、基本的にはポピュラー寄りです。

ピアノもそこそこ頑張りましたが、圧倒的に基礎力が足りなくて(でもこう弾きたいはたくさんあり)クラシックピアノの大曲はあまり弾いてきていません。

個人的にはクラシックピアノできなければ、ポピュラーピアノ弾けないとも思っていないので・・・
(そんなこと言っていたら、クラシックピアノの基礎がうっす〜いエレクトーン出身者はポピュラーピアノがなんで弾けるんだってことになっちゃうでしょ?)

もっとぶっちゃければ「弾きたいもの弾けばいいじゃない?楽しみの1つなんだからさ」と。笑

ん〜〜。逆にクラシックピアノばかり弾いていると、ポピュラーは弾けないよ?とも感じています。

どうしてこんなリズム1つ取れないの?って思うことよくあります。

レッスン中でも、他で演奏を聞いていても・・・

よくよく考えるとね〜〜〜〜

まあ、昔で言えば「バイエル→ブルクミュラー→ソナチネ→ソナタ」の順番で進む中、ポピュラーに出てくるようなリズムは存在しないんですよね〜。
(今はバイエル部分が各お教室で様々な教材を使っていますが、道のりはほぼ一緒)

右手と左手が縦線引いて繋げられるものばかり。

うちのお教室ではポピュラー弾き始めると「ン(八分休符)」や「タ(八分音符)」はいろんな長さとニュアンスがあることを見せていきます。(教えていくんじゃなくて見せていく)

クラシック的な教本、特にバーナムテクニックを使っているときに、よく出てくるスタッカートには様々な長さのスタッカートがあり、その日の気分、曲の作り、曲の雰囲気に合わせてスタッカートは変わると教えています。

なので、ポピュラーやジャズっぽい曲を弾き始めても、そこに抵抗を示さない子は意外とすんなりと弾けちゃいます。

クラシックにせよ、ポピュラーにせよ、その音楽をいっぱい聞いてないと弾けないよね〜と感じています。

私が子供のアレンジ書くときに、原曲をどのくらい聴くか?って話をしたときに「数は数えたことがないけれど、1週間で最低でも200回以上だと思うよ?」って言ったら絶句していました。

まあ、要領が悪いって話や、耳と記憶能力の問題もありますが、聞けば聴くほど音が浮き出てくるのが楽しんですよね〜。

昨日聞こえなかった「この音」いいじゃん!とかね?

そこまで聞き込んだことあります?笑

誰だか忘れちゃったけど、うちの生徒ちゃんで私の話を聞いて100回にチャレンジしたけど30回で気持ち悪くなったと言っていた子がいましたね〜あはは〜。
部分的に音を拾う時は確かに100回くらい連続で聞いているかもしれないけど、普段はそんな聞き方してないけどね?私も。笑

チビッコちゃんのレッスンでやっている「先生のまねっこ」も聞くって言う大切な作業。

今度の10周年グリフェス(発表会)でやるシンクロピアノ(同じ曲を同時に一緒に弾く。スズキメソッドのカリキュラムの1つ。うちはスズキじゃないですけれど大切なものだと感じています)も耳が頼りです。

たくさんの音楽を聞くこと

それが自分の音を聞くことに繋がり、自分の音楽性を知らず知らずに磨いていきます。

聞くこと。侮るなかれ。

10月からお教室増設!と言っていましたが、少しずれ込んでいます。
11月からはいけますよっ!うん!あと数日でピアノが運ばれてきます。
体験レッスン日など、もう少しお待ちくださいね!