ピアノは難しい。エレクトーンはズルい。ホントにそう?

川口市桜町(旧鳩ヶ谷)でピアノ・エレクトーンの楽しいレッスンをしています、グリーンライトピアノ・エレクトーン教室の清水南妃(しみずなみき)です。

気がつけば日曜日・・・
今週もあっという間に1週間が終わり、その中で生徒ちゃんたちはそれぞれの伸びを見せ、伸びてないように見える子でもちゃんと伸びてきています。そんなもんです、

タイトルの「ピアノは難しい。エレクトーンはズルい。」という言葉ですが、実際にうちの生徒ちゃんたちが(特にエレクトーン弾いたことない子と低学年)言うセリフ。笑

結論から言えば「どっちも難しいんだよっ!」ですが。笑

まあ、ぶっちゃけ「隣の芝は青い」って話です。

私、南妃先生は両方弾きますが、エレクトーン 出身。
ピアノは中学生から。

なので、どっちが大変って聞かれれば「ピアノが大変」って答えます。
(ちなみにどっちが好きって聞かれたら、迷いなくどっちも好きって答えます)

小さい頃からエレクトーン弾いてきたので、ベースがあることや音色やリズムがガンガン変わっても大変じゃない。当たり前なんです。

逆に「なんでそれが大変なの?」って思うくらい私にとっては普通のこと。

普通の基準は人それぞれです。

うちのは少数のエレクトーンの子たちがいて、95%はピアノの子です。

実に面白いなあ〜と思うのはエレクトーンの子たちは「ピアノは大変で、それをやっている子はすごい」って尊敬している反面、エレクトーンでよかった、好きな曲弾けるもんとプライドや自慢も見えます。

ピアノの子は自分の楽器を大変って言う子が多い。ホント多い。
私がエレクトーン 出身なので面と向かってはなかなか言ってはきませんが、端々に見える「エレクトーンズルいよね〜」みたいな気持ち。笑
もちろん「エレクトーンってばすごい!」って言う子もいます、まあだいたい弾いた子たちですが。

まあ、演奏が派手ですからね〜
でも、その派手に出てくる音やリズムにひるむことなく弾けないと、ダメちゃんですから。

意外とビビって弾けない子も多いんです。笑

そしてピアノでよかった!と思えるようになるのは、かな〜り年数経ってからか?中高生になってから。

ここね、ものすごい顕著に違います。

エレクトーンやっている人は絶対少数派ですからね、あんまり自分の楽器が大変って言っている人聞かないかなあ〜

ピアノの人からすれば「あの足はなに?!」なんでしょうけれど。笑

エレクトーンってね、ものすごいマルチタスクです。

練習の時も、仕上がって弾く時も・・・

たくさんのことがすごい勢いで同時進行していく楽器だと思います。

そしてね、たくさん変わる音色で打鍵の仕方や、弾き方を変えています。

かなり初期の頃から「ここはこの音だから、レガート(スラー)じゃないよね?楽器は勢いのある感じ。さて、どうやって弾く?」みたいなレッスンです。

上手になっていけばいくほど、たくさんのことを要求されますね〜

じゃないとただマシンに操られているだけの人になっちゃいますからね。

演奏がつまんなくなります。

でもね、これってホントはピアノの子たちにも当てはまること。

指の形や曲想、ピアノの音を鳴らすだけじゃなくてどう弾くの?は、常にレッスンでやっています。

先生のアドバイスに耳を傾けること、そして自分の鳴らしている音をしっかり聞いて練習することが最も大切なのです。

ある程度の練習時間の確保は必要だけれども、集中力や耳の使い方でかなり時短はできるはず・・・

でね、エレクトーン習っている子とピアノ習っている子の大きな違いは・・・

良く聞くんですよ、エレクトーンの子たちって。
音もアドバイスも。(練習量はピアノの子たちの半分以下ですけどね・・)

で、実践しようとする。

ピアノの子たちは「音があっているから良いでしょ」な子がそこそこ人数いる。

そして自分の音を聞いてない(聞こえてない)子が本当に多い。

なーぜー?なーぜー?と思いませんか?

別にエレクトーンの子たちが特別やる気があるわけじゃなく、どっちかって〜と割合的にはピアノの子たちの方がやる気はあるし、練習時間やコンスタントに練習することに関しては絶対に上です。

まあね〜エレクトーンって自分勝手に練習して「弾けた!」と思っても、リズムついたりすると撃沈しますからね。

どれだけ弾けた!と自分が思っても、弾けてないところが浮き彫りになるので、先生のアドバイス聞かないと1曲すら仕上がらないと言う側面もありますね〜

ピアノの子たち「なんとなくこれで弾けた!」が多いです。
つっかえてても止まっていても「弾けた!」です。笑

なので、動画撮って見せると「あれ?」と。

講師の言葉が素直に受け止められないなら、真実の鏡(動画)をみるが良い!と言う感じでね〜。

その時の顔はなかなか面白い。あれ?こんなんじゃないと言う顔します。

やっぱね〜「耳」だな〜って近年特に強く思っています。

まあ、聞こえているけどやらないって子も、うちのお教室にはそこそこの人数いますので。笑

ピアノが難しい、エレクトーンはズルいとかではなく、自分がやっている、やれている楽器に誇りを持って欲しいと思います。

リズム感よくても、途中でエレクトーンばっかり弾いていても「やっぱりピアノが好き!」って子もいますのでね。

好きこそものの上手なれ。

みんながいろいろな楽器をさわれて、経験できて、尚且つ上手になったらいいな〜ってものすごい欲張りな妄想をしている休日の南妃先生でした。

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