どうして「ドレミを書いちゃいけないの?」学校でもお友達のピアノでも書いて良いんだよ?

川口市桜町(旧鳩ヶ谷)で楽しいピアノ・エレクトーンレッスンをしています、グリーンライトピアノ・エレクトーン教室の清水南妃(しみずなみき)です。

コロナの感染者数がどんと増えて、さてと〜どうするか〜と悩み中です。

オンラインもできますし、ある程度の感染症対策はいつもしていますので、そんなに心配もないんですけれどね〜

今回、数の増え方がうなぎ上りなのが気になりますです。はい。

さてと。今日のお題「なぜうちのお教室では楽譜にドレミをふることを禁止しているか?」ですが・・・

当たり前でしょう〜と思う方あり、読みやすい方が良いんじゃない?学校もそうしているんだからと思う方ありでしょう。

子どもたちにはズバリこう言っています

カタカナの勉強は学校でやっておくれ。ここは音楽教室なので楽譜の読み方とステキな弾き方を教えるところだ

カタカナでドレミを書いたら当たり前ですが、そっちを見ますのでカタカナのお勉強となります。

楽譜は見ていません。

音符の丸の男の高低差も、白い丸の音符か?黒い丸の音符か?も旗がついているか?もま〜ったく見ませんね。

なのでうちのお教室ではNGです。

お教室は音楽を学ぶところですから。

いいじゃん?読めないうちは・・と思う子(親御さん)もいるようです。

いやいやいや〜。それやっていたら音符をみるクセがつかないんですよね〜

残念!却下です。笑

いくら禁止してもNGですと言っても、うっすら書いている子や消したあとがある子もいます。プププーバレていますからね〜せんせーたち、かなり見ていますよ。

読譜のスピードがでない(イライラする)

さっき読んだのに、忘れちゃった(忘れないために書きたくなる)

めんどくさい(もう音符を読むことがめんどくさい)

ヘ音記号が読めない(そのために導入機はト音記号とヘ音記号を変わりばんこに弾く教材を使っているんです)

このあたりかな?ドレミ書いちゃう心理は。

まあ、ほぼ「めんどくさい」なんですけれどね、理由。笑

書いちゃえば〜ってお母さんが言ったという子もいますが、そのお母さんの心理もめんどくさいが見え隠れします。いひひ。

じゃ、どうやったら読譜がめんどくさく無くなるのか?

慣れは大きいです。

絶対的に「楽譜をみる」時間が少ないです。(練習量が少ないからねー小学校時代にやる曲が少ないです。)

楽譜に慣れないと、当たり前ですが読みにくい。

ですが・・・

たくさんの形がある「ひらがな」「カタカナ」「漢字」よりワンパターンで法則さえ憶えちゃえば、どんな楽譜でも読めるのが音楽の良さです。

そして、全世界共通!

言語が通じなくても、音楽はどこに行っても通じます。

あとは・・・

音楽のパターンを知ることです。

これはレッスンでもたくさんやっています。チビッコさんの導入期から。

「この音符はどれと一緒かな〜」

「あれれ?これは前に出てきたかな?」

などなど。

間違い探しのように楽譜を見ていきます。

これをやっている時、同じ楽譜を見るのではなく、子どもたちの横顔を見ていると「目線」がどこにいっているのか?よくわかります。

音符の丸を見ていない子が多いです。

なぜか「棒の長さ」を見ているお子さんが多いのです。

なんでだろ〜〜??わからないのですけれどね???笑

「あれ?こっちじゃないの?」と指摘すると気がつきます。

たとえ、先生たちが音符の丸を指差していても、目線が微妙にズレていることがよくありますね〜

こうやって地道に「音符を見る目」と「楽譜を読む力」を付けていきます。

なのに、小学校入って楽譜にドレミ書いちゃったら、ここまでの苦労と努力が水の泡なんです〜〜〜。

先生たちうわーんって泣いちゃいますよ。

学校ではね、習っていない子にとって負担だからという理由でドレミを書くことを許しているところは多いようです。

40人学級と言われた私たちの世代は、音楽の先生一人でフォローが全部はできない状況だったと思うのですが、普通に楽譜を読んでいました。

もちろん読めない子も多くて、教えて〜と言われて教えっこしていた記憶があります。

なので、大人の方で初めてピアノを習いますという方でもト音記号ならここからここまでなら読めますって方が大半です。

今のドレミを書いている子たち・・・

大人になったら、読めるのだろうか・・と。

ピアノもエレクトーンも子ども時代の習い事ではなく、どちらかというと社会に出てからの方が自分を支えてくれるものとなります。

ん〜〜〜ドレミふって楽譜読む感じだと、レベルが上がったら弾けなくなっちゃうよねえ〜と思うのです。

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