歌うということ(卒業式と3.11を想って)

埼玉県川口市で楽しいピアノ・エレクトーンレッスンをやっております、グリーンライトピアノ・エレクトーン教室の清水南妃(しみずなみき)です。

今日は3.11。

10年前、東北で大きな大きな地震があった日。

生徒の中にはそれを知らない子たちも増えてきました。

サンドウィッチマンの富澤さんが10年の節目に中継をお願いしたいというお話に、節目って言っても明日も続いているんだというお話をしたと読みました。

今でも4万人以上の方が避難生活をしていて、お家には戻れていません。

そしてコロナ渦での2度目の卒業式シーズンを迎えています。

今回、うちのお教室には「卒業生」がたくさんいます。

幼稚園・保育園・小学校・中学校・・・

「校歌を1番だけ少し歌えるみたい」「全くそういうものはない!」などという話も子供たちから聞いていますが、当日になってみないとわかりませんね・・・

私は音楽と子供達の成長に関わるものなので、そういう観点からこの2つを感じています

歌うというのは気持ちが少し前向きになります。

歌を聴くことで、うつむいていた顔が少し上がることだってあります。

生の演奏を聞くことでパワーをもらえたり、やる気が出ることもたくさんあります。

今回、卒業式に歌うことができない子供達のために・・・

そして3.11追悼の意味とがんばろうの意味を込めて『みんなで卒業式』という企画が動いています。

これはリハーサルの現場です。

今回のこの状況下での卒業式を迎える子供たちの記憶には「自分の卒業式と歌」がリンクしないのです。

私たち大人が当たり前のようにある、卒業式の中に歌が無くなるのです。

これはね、現状では仕方ないことなのでしょうが「仕方ないよね」の一言で済まされることではないように感じます。

卒業式を前にして、体育館でみんなで歌の練習させられてウザかったり、ちゃんと歌わなくて先生に怒られたり・・・笑

でも、当日、あんなにバカにしていたのに、グッときちゃって泣いちゃってね・・・

そんな当たり前の卒業式が2年に渡ってできない。

当たり前にあった卒業式の大切な歌が無くなる・・・

それをどうにか応援できないか?子供たちに歌を届けられないか?と動いてくださっているのが東京音大の教授、坂元勇仁さん。

2021.3.11 14:00〜下記のリンクでスタートします。

どうか、どうか音がうまくYouTubeに乗りますように・・・

たくさんの音楽家の思いが子供たちに届きますように・・・

https://youtu.be/ZUuxkkrJmag

こちらはクラウドファンディングで資金を募っています。

学校とかこれ流してくれたらいいのになあ〜・・・

わずかですが、私も支援しました。

だってね、子供たちに聞いて欲しい・・・・・

歌の大きさと、卒業式の曲たちがどれだけキミたちの未来を応援しているか・・・

企画の詳細は『輝ける君の未来へ贈る 全国の子どもたちへ卒業式の音楽を届けたい』

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